伊藤淳史、月9ドラマ出演と大学卒業を天秤にかけた結果 「奇跡が起きまして…」
『見取り図じゃん』に出演した伊藤淳史。月9ドラマ『西遊記』出演時の裏話を披露し見取り図らからも驚きの声が…。
5日深夜放送『見取り図じゃん』(テレビ朝日系)で人気俳優・伊藤淳史がフジテレビの「月9ドラマ出演」に関する秘話を熱弁した。
■伊藤の人生を変えた2択
「いま思えばあの2択がその後の人生を変えた」、そんな誰しもにある小さな決断を発表する新企画「悪魔の2択」を放送したこの日。
伊藤の頭を悩ませた2択は、20歳代前半のころの「月9ドラマ出演」と「大学卒業」だったと振り返っていく。
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■大学に進学も…
幼いころから子役として活躍後、一時期は芸能活動から離れていた伊藤。
「将来の夢をなかなか決めかねているというか…大学に行った理由が、大学でほかの人達と出会って、そしたらなんか、この世界(芸能界)じゃない世界に憧れたり、進みたいって思うんじゃないかって」と大学進学に至った経緯を明かす。
そこから、大学4年の夏にドラマ『電車男』(フジテレビ系)に主演、同時期にはNHKの大河ドラマに出演し多忙を極める状況になり、大学の前期試験が全部受けられず「単位ゼロ」になってしまったと苦笑する。
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■月9ドラマの出演オファー
留年するかの瀬戸際にまで追い込まれた伊藤は「後期は学業に専念させて」と事務所に嘆願。しかしそのタイミングで「来年の1月期に『西遊記』をやるんですけど、どうですか?」と月9ドラマ『西遊記』(フジテレビ系)の出演オファーが届く。
同作に出演すれば単位は取れず大学は卒業できない、それでも伊藤はオファーを快諾し、猪八戒役を熱演した。
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■その選択で奇跡が…
「ここで1個、奇跡が起きまして」と伊藤は吐露。「僕、第二外国語で中国語をとってたんですよ。頑張って出席して試験も受けたんですけど、中国語がホントに自信がなくて」と前置きして、「おそらく(中国を舞台にした)『西遊記』で猪八戒をやってたからか、中国語くれたんですよ、単位」と主張した。
「そんなことある?」「絶対関係ない」「そんなことあってはいけない」と見取り図らから猛ツッコミを受けながら、「その結果、卒業できた」と伊藤は力説。2択に迷ったが「両取りできた」と回顧し、「猪八戒やってなかったら中国語を落とした可能性もある」と持論を展開し笑いを誘う。
この伊藤の告白に視聴者も反応しており、「『西遊記』見てた! そんな状況だったのか」といった驚きの声が散見されていた。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)