バレンタインデー、家族で人気チョコを「まとめ買い」… 一番得をしたのは誰だったのか?

【得する経済学】この時期、我が家では恒例の家庭内義理チョコのイベントが起こります。しかし、「花見酒」経済と同じでおかしな出来事が起きたのです…。

2024/02/11 05:00



■クイズ「本当に得をしたのは誰でしょう?」

翌日届いたアマゾンプライムのパッケージを開いて4個のチョコを家内に渡すと、「はい。今年のバレンタインデーのチョコね」と言ってその中から2個のチョコを手渡してくれる家内。

「ありがとう」と私が受け取ったそのチョコは封をひらいて我が家のリビングルームのお菓子置き場に置いておきます。

「おいしそうだね。いただきます」と最初に手を出すのはうちの娘です。

あくまで経験論ですがチョコの減るペースは私1:家内1:娘4ぐらいのペースです。箱が空になったら気づいた人が次の箱の封を開けるルールですが、娘はなぜかいつも最後のひとつを食べないことが多く、自然と家内か私が自分の箱を提出します。

そのことを考えるとこのお得なチョコの買い方で、本当に得をしたのは誰でしょうか? 皆さんも頭の中で考えてみてくださいね。


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■答えは…

正解は娘です。最終的には娘が0円で4箱。私が1,000円で1箱、家内が5,200円で1箱食べることになります。

ちなみにこの後、ホワイトデーもありますからたぶん一番出費がかさむのが私です(笑)。


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■著者プロフィール

鈴木貴博

Sirabeeでは、戦略コンサルタントの鈴木貴博(すずきたかひろ)さんの連載コラム【得する経済学】を公開しています。街角で見かけるお得な商品が「なぜお得なのか?」を毎回経済理論で解説する連載です。

今週は「バレンタインで起きた不思議な『お得』」をテーマにお届けしました。

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(文/鈴木貴博

鈴木貴博新著『「AIクソ上司」の脅威 2030年、日本企業の序列がひっくり返る』【amazon】

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