バレンタインデー、家族で人気チョコを「まとめ買い」… 一番得をしたのは誰だったのか?
【得する経済学】この時期、我が家では恒例の家庭内義理チョコのイベントが起こります。しかし、「花見酒」経済と同じでおかしな出来事が起きたのです…。
■クイズ「本当に得をしたのは誰でしょう?」
翌日届いたアマゾンプライムのパッケージを開いて4個のチョコを家内に渡すと、「はい。今年のバレンタインデーのチョコね」と言ってその中から2個のチョコを手渡してくれる家内。
「ありがとう」と私が受け取ったそのチョコは封をひらいて我が家のリビングルームのお菓子置き場に置いておきます。
「おいしそうだね。いただきます」と最初に手を出すのはうちの娘です。
あくまで経験論ですがチョコの減るペースは私1:家内1:娘4ぐらいのペースです。箱が空になったら気づいた人が次の箱の封を開けるルールですが、娘はなぜかいつも最後のひとつを食べないことが多く、自然と家内か私が自分の箱を提出します。
そのことを考えるとこのお得なチョコの買い方で、本当に得をしたのは誰でしょうか? 皆さんも頭の中で考えてみてくださいね。
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■答えは…
正解は娘です。最終的には娘が0円で4箱。私が1,000円で1箱、家内が5,200円で1箱食べることになります。
ちなみにこの後、ホワイトデーもありますからたぶん一番出費がかさむのが私です(笑)。
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■著者プロフィール
Sirabeeでは、戦略コンサルタントの鈴木貴博(すずきたかひろ)さんの連載コラム【得する経済学】を公開しています。街角で見かけるお得な商品が「なぜお得なのか?」を毎回経済理論で解説する連載です。
今週は「バレンタインで起きた不思議な『お得』」をテーマにお届けしました。
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(文/鈴木貴博)