【オリ熱イズム2024】WBC出場視野のオリックス紅林弘太郎 「侍ジャパンに選ばれることはひとつの目標」

「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」に選出された紅林弘太郎。ドラフト指名時からの目標である侍ジャパンへの選出を果たし、嬉しさを滲ませた。

2024/02/16 14:10


紅林弘太郎(オリックス・バファローズ)

日本プロ野球機構(NPB)は、3月6日、7日に大阪・京セラドーム大阪で開催する「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」出場選手を発表した。



 

■紅林弘太郎が再び選出

オリックスからはWBCにも出場した宮城大弥のほか、山下舜平大と紅林弘太郎が代表として選出された。紅林は昨年秋に行われた「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」でも代表に選ばれていたが、ポストシーズンで痛めた手が万全ではなかったこともあり、辞退している。

今回、再び選出された紅林は「侍ジャパンに選ばれることはひとつの目標でもありましたので、とても嬉しく思います。秋はケガもあり、辞退をしてしまいましたし、なんとかチームに貢献する活躍ができるようにがんばりたいと思います」と素直に侍ジャパンのメンバーとして代表戦に出場できることを喜んでいた。

ドラフト指名時から「侍ジャパン」を目標に掲げていただけに、「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」では、ベンチに飾られていた「24」のユニフォームにようやく袖を通すことを楽しみにしているようだ。


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■山下舜平大も侍デビュー

また今回の代表には、西武で紅林とは同じポジションの源田壮亮も選出されている。昨年のゴールデングラブ賞では1票差で源田に敗れた紅林だが、昨年のオールスターで一緒になった際、源田から「次(のWBC)はクレが出ろよ」と言われており、2試合とはいえ源田と同じチームでプレーすることはいい経験になりそうだ。

昨年の新人王、山下舜平大もついに侍ジャパンのメンバーとして選出された。山下は「選んでいただき、とても光栄に思います。日本の代表としての誇りを持ち、全力で戦えるようにしっかりと準備したいと思います」と語り、ドジャースに移籍したエース山本由伸の穴を埋めることが期待される右腕の侍デビューにも注目が集まる。


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■宮城大弥の活躍にも期待

また昨年のWBC以来となる選出となった宮城は「選出していただき、とても嬉しいですし、光栄に思います。チームの勝利に貢献できるように精一杯がんばります」と喜びのコメントを残していたが、現在行われている春季キャンプでは、宮城と山下が同じ組で練習をする場面も多く、オリックスの新エースの座を争う二人にとって、侍ジャパンの舞台もアピールの場になるだろう。

今大会はオリックスの本拠地である京セラドームで行われるとあって、オリックス勢の活躍を期待したい。


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■執筆者プロフィール

どら増田
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。

音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。

横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。

2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。

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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田

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