めったにないけれど… 約8割の「長い話」であっても聞けると思う条件とは
人に話を聞いてもらうときには、相手の気持ちをきちんと考えたほうがいいようだ。
長い話は、あまり聞きたくないと思っている人もいるだろう。しかし話の内容がよければ、たとえ話が長くても聞いていられると考える人も多いようだ。
■約8割「長い話でも内容がよければ…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「長い話」に関する意識調査を実施したところ、全体で80.1%の人が「長い話でも内容がよければ聞いていられる」と回答した。
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■女性に多い傾向だが
性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっている。
しかし男性もすべての年代で7割を超えているため、長い話であっても内容がよければ歓迎する人は老若男女で多く存在するようだ。
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■内容がよければいいが…
聞いていられるような長い話をする人は少ないと話す30代男性は、「話が上手な人であれば、たとえ長くてもすんなりと耳に入ってきますね。そのような人の話は、長いとも感じさせないところがさすがだと思います。ただ話が長くてもおもしろいと感じた人は、これまで数人しか会ったことがありません」と語る。
つまらないだけの長い話はやめてほしいようで、「ほとんどの人は、だいたい長いだけでつまらない内容なことが多くて…。自分の自慢話や仕事の愚痴など、聞いていてもこちらにプラスにならないようなことを長く話されてもはっきり言って困ります。会話の内容が自己満足で終わっているのに、さらに長いなんて致命的ですよ」と続けた。
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■自分の話が長くて…
ネット上では長い話に否定的な人も多く、「帰るときに、毎回話が長い。『帰ります』と言っているのに、話続ける」や「話が長いだけでなく、話の内容が壊滅的に意味不明」などの投稿があった。
一方で自分の話が長いという人からは、「『話が長い』 とよく言われるようになった。私は老害への道を進んでいる。だが元々『言葉が足りない』とよく言われたので、ちゃんと伝えなきゃと思ってこうなったんだけど、どちらが良かったのだろうか…」と複雑な気持ちを漏らしていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名