趣味や仕事でも… 約5割が「物事を継続する」ことに抱く負の気持ちとは
同じことの繰り返しで、飽きてしまう人もいるかもしれないが…。
物事を継続して取り組むことで、自分の成長にもつながるかもしれない。しかし続けることに対して、苦手意識を持つ人もやはり一定数はいるようだ。
■約半数「継続するのが苦手」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で50.9%が「自分は物事を継続するのが苦手だと思う」と回答した。
男女別では、男性が49.5%、女性が52.4%となっていた。
関連記事:約5割もの人が苦手だと感じている… 「自分の感情」にまつわる行動とは
■すぐに飽きてしまう
すぐに飽きてしまう性格の20代男性は、「やりたいと思うことは、次々に出てくるんです。しかし手をつけてみるものの、すぐに飽きてやらなくなってしまいます。資格取得のための参考書など、買って満足してしまうパターンも多くあって…。そのまま続けていれば、きちんと身についていたんでしょうけどね」と語る。
趣味でも飽きてしまうようで、「若い頃に買ったギターも、今では放置されています。使わないなら手放そうかとも考えたのですが、『また、いつかやりたくなる日がくるかもしれない』という理由だけで置いているんです。そんな気持ちになったことは、もう何年もないのに…」と続けた。
関連記事:約5割もの人が苦手だと感じている… 「自分の感情」にまつわる行動とは
■今の職場で10年以上
仕事を長く続けている30代男性は、「今の職場にもう10年以上いるので、それだけで物事を継続できていると思っています。同期で入った人たちも多くは辞めているので、自分は希少な古株になってきました。他に目を向けたほうがいいかと思うときもありますが、まだしばらくは今の会社にいる予定です」と述べた。
趣味でも継続力を発揮しているようで、「釣りに行くのですが、これも子供の頃から続いている趣味です。父から影響を受けたのですが、まさか一人でもやるほどに好きになるとは思いませんでした。思えば父もずっと釣りを続けているので、根気よく続ける力は親譲りなのかもしれません」と話していた。
関連記事:面倒なことも多くなるので… 約7割の人が「変化」よりも望んでいること
■週2くらいであれば…
物事を継続するのが苦手な人からは、「固定の人間関係と決まったことを継続するのが苦手だから、学校もバイトも向いてなさすぎる。耐える力をつけなければ…」との投稿も。
一方では、「ヨガを始めてから、姿勢や体の状態を気にするようになりました。継続は苦手ですが、週2くらいなら通えそう」と以外に続いているとの報告もあった。
・合わせて読みたい→面倒なことも多くなるので… 約7割の人が「変化」よりも望んでいること
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名