“猫の日”で盛り上がるはずが…企業公式アカウントが思わぬ事態 わかさ生活が「大悲報」
2月22日の「猫の日」に合わせてXでも猫にまつわる投稿が盛り上がる中、企業の公式アカウントが思わぬ事態に遭遇するケースも…。
きょう2月22日の「猫の日」に合わせて、X(旧・ツイッター)でも猫にまつわる投稿で盛り上がる中、サプリメントなどの開発・販売で知られる「わかさ生活」など、企業の公式アカウントが“思わぬ事態”に遭遇することに…。
■表示名を変えて「大悲報」
2が並ぶ2月22日は、「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで猫の日として制定されており、Xには愛猫の写真や動画、猫にまつわるイラストが多数投稿。企業の公式アカウントも、1日限定でアイコンを猫の形にしたり、アカウントの表示名を猫にちなんだものに変更したりして毎年話題を集めている。
そんな中、「わかさ生活 広報部」の公式アカウントは、「あれれ…ニャンだこれは!?」と、表示名を「わかにゃ生活 広報部」に変更したことを報告。ところが、表示名の横の青い公式マーク(チェックマーク)が消えていることに気付き、「大悲報 猫を得て、公式マークを失う」と驚いた。
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■「早退したい」
青いチェックマークは、有料のサブスクリプションサービスを契約し、Xが設けている資格基準を満たしていることが認証されたアカウントに付与される。
しかし、その基準の中に「プロフィール画像、表示名、またはユーザー名を最近変更していないこと」という条件があるため、これらを変更するとマークが一時的に非表示に。Xによる再審査の後で再び表示されるようになるものの、それまでは表示名などを変更することができない。
わかさ生活は、「2月22日の猫の日はXで大変盛り上がる1日なので、用意してアイコンと社名を変えたら戻したくても戻せなくなりました。同じ体験をした企業さんによると1週間はこのままだそう。後悔してます。早退したい」と落ち込んだ様子で、「プロフィールの審査をしています」とのメッセージが表示された画面のスクリーンショットを公開した。
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■変更しないアカウントも
他の企業アカウントでも、アイコンや表示名を変更したところ「弊社も公式マークなくなって焦ってるにゃ!」「いきなり本人確認が始まって超絶焦った」「なんなら凍結されるのではとめちゃ焦った」といった報告が相次いだ。
そのため、サッカークラブ「南葛SC」の公式アカウントは、「猫の日ということで『ニャンカツ』へのアイコン変更をお待ちいただいている方がいるかもしれません。アイコンや名前を変更すると、公式マークの再申請やアカウント凍結の可能性があるため実施を見送っています。楽しみにされていた皆さん申し訳ございません」と、変更しない理由を説明した。
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■金色のマークの場合は…
ただ、「ニャース製薬」に変更したアース製薬や、「ニャスト」にしたガストなど、チェックマークが外れていない企業も。どうやら、企業などの組織向けに付与されている金色のチェックマークは、変更しても非表示にはならない様子。
「にゃおう アタック」に変更した花王アタックの公式アカウントにも金のマークが付いたままで、わかさ生活は「御社…何でついてるん…?」とポツリ。
同じく「ニャイモバイル」に変えたワイモバイルからの、「そうか弊社金マーク…!」とのメッセージに、「煽りに…は…来てませんよね…?」と返している。