宿泊先の浴室で隠しカメラを発見した女性 「トラウマになった」と告白
旅を楽しむはずだった女性が、シャワー中の出来事でトラウマを植え付けられることに…。
近年、宿泊施設での盗撮が増えている。このたびマレーシアで起こった事件を、『AsiaOne』や『LATEST MALAYSIA』などの海外メディアが報じた。
■宿泊先の浴室で隠しカメラ発見
TikTokユーザーのアイエンさんという女性が、宿泊先の浴室でシャワーを浴びている最中、洗面用具の間に置かれた除湿機の箱に不自然な穴が空いていることに気づいた。中を確認すると、「4KウルトラHD Ekenカメラ」が入っていたのだという。
アイエンさんは「盗撮された」と思い、のちに今回の件を「トラウマになった」「まさに悪夢だ」などと、TikTokに投稿した動画で話している。
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■警察に被害届を提出
アイエンさんがカメラを箱から取り出した際、主電源はオンになっており、作動している状態だった。警察に被害届を出すと、警察はカメラのメモリ内に自身が盗撮されていないかをチェックするように、アイエンさんに促したという。
アイエンさんが盗撮された痕跡は見つからず未遂に終わったものの、「ライブ映像などでリモート配信されていたのではないか」などの懸念は払拭できなかったという。
なお、アイエンさんがTikTokに投稿した動画は、現在は削除されている。
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■盗撮被害は過去にも
宿泊施設におけるプライバシーやセキュリティは非常に重要な問題で、過去にも類似の事件が起こっている。
昨年、マレーシア・サバ州へ新婚旅行で訪れていた中国人カップルが、コンセント内に寝室のベッドに向けられたカメラを発見。民間会社が、盗撮被害を未然に防ぐ方法などを紹介した。
このカップルは民泊サービス「Airbnb」で宿を予約していたが、国内外の宿泊施設でも同様の被害は増えているという。被害に遭わないためにも、宿泊先に隠しカメラなどが設置されていないか、チェックインした際に確認が必要とされている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・田中サワ)