山本由伸、今永昇太、松井裕樹… MLB新人王を獲得できると思う日本人選手は?
山本由伸や今永昇太、松井裕樹らが新たに挑戦している今季のMLB。新人王を獲得できる日本人選手はいるのだろうか。
大谷翔平やダルビッシュ有、千賀滉大や吉田正尚など、今や多くの日本人選手が活躍している米・メジャーリーグ。日本代表「侍ジャパン」が世界一に輝いた2023年のWBCも日本プロ野球に注目が集まる大きなきっかけとなった。
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■山本、今永らが挑戦
今オフも、先発投手として最高の栄誉とされる沢村栄治賞を3年連続で受賞した山本由伸、「投げる哲学者」の異名もとる左腕の今永昇太、曲がりの大きなスライダーで歴代2位の236セーブを記録している松井裕樹が、それぞれMLB球団と契約して海を渡った。
また、北海道日本ハムファイターズの上沢直之投手もタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、招待選手として春季キャンプに傘下している。
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■過去に4人が新人王に
NPBと同じくMLBにも新人王があるが、このタイトルは、メジャー以外のリーグでスター選手であったとしてもMLBにおいて「新人」であれば受賞資格がある。
過去には、野茂英雄氏(1995年)、佐々木主浩氏(2000年)、イチロー氏(2001年)と大谷(2018年)がMLB新人王に。昨年の千賀は、惜しくも2位だった。今年海を渡った選手たちにも、可能性はあるのだろうか。
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■約5割が「山本」
Sirabee編集部が、2月16〜18日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「日本人選手のMLB新人王獲得」について調査したところ、最も可能性が高いのは「山本由伸」と答えた人が49.5%と5割に迫った。
WBCでも活躍した日本の絶対的エースに期待する人は多いようだ。2位は「今永昇太」で7.9%。3位が「松井裕樹」で4.9%、4位にはメジャー昇格前ではあるが上沢直之が2.1%でランクインしている。
なお、「誰も獲得できない」との回答も35.6%存在した。
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■男性はさらに
男性のほうが野球ファンが多いせいか、男女でもややバラつきが。男性は52.4%と過半数が「山本由伸」と回答。女性より6ポイント近く多い。「今永昇太」との回答も女性より3ポイント以上多くなった。
各選手とも順調な調整ぶりが報じられているが、シーズン終了後に栄冠に輝くのは誰なのだろうか。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)