東京の繁華街、群衆に紛れて「道路標識」にイタズラ? その件を警察官に相談すると真相が…
歌舞伎町の交差点で堂々と行われた「道路標識」の細工。警察官に相談するとその真相がわかって…。
■警察官に確認してみた
その数分後、警察官2名がパトロールのため同交差点に現れた。話しかけ、あの“白塗り”状態になった標識でトラブルが起きないのか尋ねた。
すると、「ああ、あれですか。イタズラ? 念の為確認します」と無線を操作。数分後、その警察官から「これは東京マラソンの交通規制のため、一時的にやっている対応とのこと。この辺りは同じような対応をしているんです」との回答があった。そういうことか…!
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■本来は路上パーキングに関する内容
翌3日朝から行われた「東京マラソン」は、同じく新宿にある東京都庁がスタート地点。ここ靖国通りはその最初に差し掛かるルートで、朝8時過ぎから約3時間ほど車両通行禁止となった。
そして前述の塗りつぶされた標識、平常時には路上にあるパーキングを案内するもので、本来「7時~20時 P40分」「1月1日~3日を除く」という文字が記されている。それを東京マラソン前夜、交通トラブル回避のため応急処置を施したというのが真相だったのだ。
都を挙げた一大イベントとあり様々な対策がされていることを再認識しつつ、単なるイタズラ行為ではなくホッと胸をなでおろす記者だった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)