阪神タイガースのオープン戦5連敗は大丈夫? 中西清起氏が独自分析
オープン戦5連敗の阪神タイガース。心配の声も上がるなか、OBの中西清起氏の見解は…。
元阪神タイガースの中西清起氏が、タイガースの5オープン戦を分析した。
■阪神がOP戦5連敗
阪神がオープン戦5連敗となっていることについて質問された中西氏は「勝敗うんぬんは、勝ちにこだわるところではまったくない」と解説する。
続けて「個々の仕上がり具合、若手の当落線上の選手というのかな、そういう選手のアピール具合が大事になってくると思うんで」と指摘。
そして「そういう意味では今週ぐらいかな、3月8日の金曜日かな、開幕戦を逆算して、8日の金・土・日ぐらいから、ちょっとずつ勝ちを意識していかなければいけないというところじゃないですかね。それまでは個々の調整というか、実戦に慣れていく段階」と語った。
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■野手で気になる選手は?
中西氏はその後、門別啓人投手や及川雅貴投手など、若手投手陣の調子を解説する。
スタッフから「野手で気になる選手はいますか?」と質問されると「まだまだボールを見極めている、ボールを見ている段階なのかなという感じがしますね」とコメント。
続けて「近本でも3本打ってるけど、どちらかというと早くタイミングを取って、ボールを呼び込むタイプなんだけど、ちょっとまだ差し込まれるシーンがあったんで。タイミングがまだまだ遅いのかなという感じがした」と分析した。
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■前川選手を心配
さらに中西氏は「あと前川が結果が出てなくて変わっているというのもあるし。そういう意味では本当にもっと元気を出してアピールしていなきゃいけないと思う。18日の試合からヒットが出ていないもんね。ちょっと前川が心配」と前川右京選手の調子を心配する。
また、打撃フォーム改造が報じられていた森下翔太選手には「1本2本打ってるんで、内容的には悪いという感じではない」とコメント。その後ヨハン・ミエセス選手にも言及し「まだまだレフト争いは、こいつで行くというのは決まっていない」と話していた。
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■巨人に敗れ5戦5敗
阪神はオープン戦初戦となった読売ジャイアンツに4対9で敗れると、東京ヤクルトスワローズ・中日ドラゴンズに敗戦。
3月2、3日の北海道日本ハムファイターズ戦では逆転負けを喫し、5連敗となっている。一部には心配の声もあるが、中西氏は「問題なし」と考えているようだ。