和田アキ子、『ちびまる子ちゃん』新声優のプレッシャーを心配 「聞く側が大人になって」
TARAKOさんの急逝により、声優の交代が急務となった『ちびまる子ちゃん』。だが、30年以上続いただけに、和田アキ子は後任のプレッシャーを心配する。
『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)のまる子役で知られる声優・TARAKOさんの訃報を、10日生放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)が特集。次期声優をめぐる人選に、歌手の和田アキ子が心配を示した。
■次期声優が議論に
番組はTARAKOさんの逝去について、生前の功績などを紹介していき、和田も突然のことにいたたまれない様子。そんな中、後半にはフジテレビがまる子役の新キャスティングに追われているというスポーツ紙の記事が紹介される。
記事によると、後任をめぐってはネット上でさまざまな名前が挙がっており、中でもまる子のモノマネを得意としている芸人が熱望されているという。
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■『ドラえもん』の声優交代を例に
和田はこの次期声優をめぐる議論に、「まぁでも…。ファンあってのことだから」としながら、「『ドラえもん』も変わりましたけど、なんとなく似てる。そんなにかけ離れていないから」と、同じく国民的アニメである『ドラえもん』を例に。
「こういうキャラクターってのはもう…。30何年やられてたんでしょ? そうすると染み付いてるもんね」と続け、TARAKOさんの声が広く浸透していることに触れた。
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■「これは難しいですけど」
既に浸透しているだけに、「これは難しいですけど、でも本当に…」と言葉を詰まらせながら、「どんな…。まぁこんな言い方難しいですけど、どなたかがおやりになっても、『ちびまる子ちゃん』は『ちびまる子ちゃん』やから」とコメント。
「そういう捉え方をしていただいて、本当に、『今までお疲れ様でした。ありがとう。幸せでした』っていう気持ちで次のまる子ちゃんを迎えるのを、こっち側もそういう気持ちで…」と続け、慣れ親しんだ声優と交代しても、視聴者が温かく迎えることを勧めた。
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■「聞く側が大人になって」
勝俣州和も「ファンの人も家族になればいいんですよね、まるちゃんのね。みんなで育てていったらいいんですよね」と共感し、和田は「そういう気持ちで、作品を残して、TARAKOさんに感謝しつつって言わないと。急ですからね」「だから、ファンの人が、見る・聞く側が大人になって」と視聴者の理解を求める。
「一緒にね、成長する、乗り越えるっていう気持ちがあったほうが、この事務所の方も安心だし」と続けたが、「そうは言っても、後任を探すのは大変だと思いますよ」と、30年以上続いた声優交代の難しさにも触れている。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)