ハードオフで発見された万引き、卑劣な手口にゾッとした… ユーザーは「許せない」と怒り
ハードオフ店頭にて、窃盗に関する注意書きを掲出。ジャンク品を狙った卑劣な手口に対し、怒りの声が上がっている。
■公式アンバサダーは「信頼関係の悪用」
近所のハードオフにて。
こんな酷いやつらがいるのかよ…
ジャンクだからいいとから思ってるのか…?あり得ない…😡#ハードオフファミリー#ハドフめぐり pic.twitter.com/90DjKi9lye— 青鷹 (@aotakatenchoooo) February 12, 2024
ハードオフが認めた「公式アンバサダー」に就任するなど、ハードオフをこよなく愛する人物である青鷹さんは、張り紙を「ハードオフ 沼津店」にて発見したそう。
張り紙を目にした際、その手口に驚きを覚えたそうで「ジャンクコーナーは、ハードオフファンにとっての宝島です。また陳列の都合上、店舗と客の信頼関係により成立するものと考えており、それを悪用する人物への憤りと、悲しみを感じています。ジャンクという文化をなくさないためにも、ハードオフを愛好する1人の人間として、注意喚起していきたいと考えた次第です」と、自身の心境について語っている。
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■スタッフの負担が大きく増えたのは…
続いては、ハードオフコーポレーション担当者に話を聞いてみる。
貼り紙に書かれた内容の実態について、担当者は「以前より、店頭の商品から部品が抜かれたり、開封されて部品が足りなくなってしまった商品を、別のお客様がご購入しかけてしまうことが頻発しておりました」「加えて毎日、商品から部品が抜かれていないかの確認や、開梱されてしまった商品の再包装などに、スタッフの稼働時間を大きく割かざるを得ない状況が続いております」と、表情を曇らせる。
さらに、こうした事例は沼津店に限った話ではなく、担当者は「残念ながら、他店でも同様の事例はよく発生しております。ハードオフで扱っている家電だけでなく、洋服やホビー用品などでも万引き行為が起きてしまうため、各店で防犯に力を入れざるを得ない状況です」と、その実態を明かしていたのだった。
今後の対策等の展望については「万引き(窃盗)行為は他のお客様への迷惑行為となるため、ハードオフグループとして、優先的に発生防止に努めていきます」「現在も店内カメラ等の防犯に使用する機材の導入を進めており、お客様に安心してご利用頂ける店舗を維持できるよう、今後も努めてまいります」とのコメントを寄せている。
青鷹さんも話題にしていたように、ジャンク品パーツの窃盗はハードオフの魅力、ならびに店舗とユーザーの信頼関係を踏み躙る行為。「ジャンク」という言葉を都合の良いように解釈しないよう、改めて注意を喚起したい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)