古田敦也氏、現役時代“最も嬉しかった出来事”を告白 「精神的に追い詰められて…」
古田敦也氏が東京ヤクルトスワローズ・中村悠平選手からの質問を受け、現役時代最も印象に残っているシーンを回想。
■日本一を決めたシーンで…
高津臣吾現ヤクルト監督がマウンド抑えて日本一を決めた最後のシーンについて古田氏は「そういうのもあってね、1番嬉しかったね。優勝して俺と高津が抱き合うシーンもね、『ああ、良かった』みたいな。『良かった、ワー』じゃないのよ」と笑う。
その後も当時の状況を振り返り「みんなそうやけど、大きなステージでやることで、キャッチャーは本当に財産になってくる」と語っていた。
関連記事:古田敦也氏、WBC準決勝の勝負ポイントを分析 「山川が代打で用意を…」
■黄金時代の西武を倒してヤクルトが日本一
古田氏が「1番嬉しかった」と語った1993年の日本シリーズは、当時黄金時代で日本シリーズ3連覇を達成していた西武とセ・リーグ連覇のヤクルトが対戦。
ヤクルトが王手をかけたあと、西武が底力を見せ第7戦へ。試合はヤクルトが勝利し、15年ぶりの日本一を達成し、黄金時代を迎える。
一方西武は翌年もリーグ5連覇を達成するが、日本シリーズで巨人に敗れ、森祇晶監督が退任。新時代に入った。