山口県の市場で見つけた「3000円ガチャ」はガチの“ふぐ”が当たる? 実際に試した結果…
山口県の唐戸市場で発見した「3,000円のガチャ」が魅力的すぎる。これは試さないわけにはいかないでしょ…。
小さい子供から大人まで、常に我々をワクワクとした気持ちにさせてくれる“ガチャ”。通常の小さなフィギュアなどが当たるものの他に、「1,000円ガチャ」「ソシャゲのガチャ」などいまや種類は様々。
そんな中、山口県には「3,000円の最高過ぎるガチャ」があるのをご存知だろうか。
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■活気あふれる市場で発見したのは…
そのガチャを発見したのは、山口県下関市にある「唐戸市場」。毎週末と祝日に「活きいき馬関街(ばかんがい)」が開催されており、建ち並ぶ多数の海鮮屋台からは新鮮な海鮮を使った寿司や丼、揚げ物など魅力的なグルメを購入することができる。
国内外問わず観光客で賑わっている魚市場であり、記者が訪れた日も各所で人だかりができており皆が楽しそうにしていた。
ワクワクするような商品が多く、目移りしながら市場を周っていると、なにやら気になる看板を発見。そこには「ふぐガチャ」なる、あまりにも興味をそそられる文字が…。
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■ふぐガチャに挑戦
看板の表示に従い、屋台と屋台の間を進んでいくと、そこにはふぐの加工品のパックをランダムで購入できる「ふぐガチャ」が設置されていた。下関といえば「ふぐ」が特に有名であり、こんな魅力的なガチャは試す以外の選択肢はないだろう。
1回3,000円となかなかの値段ではあるが、最低でも3,000円相当の「ふぐの刺身3枚(皿)」が当たるため損はない様子。なお、中には刺身の他に天然のトラフグの白子などが入った15,000円相当のパックもあるらしく、これを狙っていきたいところ。
無人販売であるため、支払いは隣に設置してある料金箱に入れていく。PayPayオンリーだがスマホ決済も対応しているのはありがたい。
支払いが完了したら、隣の冷凍庫の中から「これだっ!!」と感じたパックを選んでいこう。ちなみに、こちらのふぐガチャは発泡スチロールの箱に入っており、写真でわかりずらいが結構サイズが大きい。市場を楽しんだ後に購入するなど、購入タイミングは考えておくと良いだろう。
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■中に入っていたのは…
早速、持ち帰り中身を確認していくことに。鮮やかなパッケージには可愛らしいふぐのイラストが描かれており、つぶらな瞳に癒やされる。そして、気になる中身はこちら。
入っていたのは「刺身3枚」「焼きヒレ1パック」。自身がどのレア度のパックが当たったか一目で分かるように、レア度を示したカードが入っているのは親切な印象を受ける。
ちなみにこのパックのレア度は「HN(ハイノーマル)」であり、下から2番目。どうやら、選ぶ際に込めた“念”が足りなかったようだ…。
ガチャを楽しんだ後は、ふぐの刺身を楽しむのみ! ふぐの刺身は薄くスライスされているため、解凍時間が短いのは地味に嬉しい。
贅沢に複数枚箸に取り、ポン酢に付けて一気に食べる! ほどよい弾力・歯ごたえのコリもち食感で、淡白な味わいながら噛めば噛むほど旨味や甘みが感じられる。これは美味い! シンプルに屋台でふぐ刺しを購入してもいいが、このふぐガチャでワクワク感も楽しむのもまた一興だろう。なお、焼きひれを使ったひれ酒は、夜にでもいただくとしよう。
「ふぐガチャ」はもちろん、唐戸市場では他にも様々な魅力があるため、下関に訪れた際には足を運んでみてはいかが。
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■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているがあまり年々丸くなっているのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)