『虎に翼』撮影の裏側 “寅子”伊藤沙莉の「脳内ドラマ」でキャストがアドリブ連発
朝ドラ『虎に翼』で、伊藤沙莉演じる寅子の「脳内ドラマ」の撮影裏を公開。石田ゆり子、仲野太賀らの普段とは違う演技に注目が集まったほか、Xでは「毒饅頭殺人事件」がトレンド入りした。
女優・伊藤沙莉が主演するNHK連続テレビ小説『虎に翼』の公式アカウントが15日、X(旧・ツイッター)を更新。この日の放送回で話題となった「毒饅頭殺人事件」の劇中劇の撮影の裏側を公開し、反響を呼んでいる。
■寅子らが法廷劇を上演
明律大学女子部法科は学生の退学が相次ぎ、志願者も減るなど存続の危機に瀕する。寅子(伊藤)らは宣伝のために法廷劇を上演することになり、実際の判例を基にした「毒饅頭殺人事件」を題材に選ぶ。
「毒饅頭殺人事件」は、年下の医学生・乙蔵に資金援助を続けていたカフェ店員・甲子が、医師になった乙蔵に結婚を断られたことから、殺虫剤を仕込んだ饅頭を食べさせて復讐しようとする…というストーリー。
台本を読んだ寅子の頭の中では、甲子が母・はる(石田ゆり子)、乙蔵が書生の優三(仲野太賀)、乙蔵の両親が兄・直道(上川周作)と義姉の花江(森田望智)、乙蔵の祖父が父・直言(岡部たかし)という“配役”でドラマが繰り広げられた。
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■岡部の“食リポ”に爆笑
Xでは「毒饅頭殺人事件」がトレンド入り。
公式Xでは、「猪爪家劇場『毒饅頭殺人事件』寅子の脳内イメージ…撮影の裏側をお見せしちゃいます。本編とは違う役柄ということもあり、みなさん気合の入ったアドリブを連発! 現場は大爆笑でした」とメイキング映像を公開した。
映像では、石田が仲野に饅頭を食べさせるシーンで照れ笑いを浮かべたり、仲野、上川、森田が揃って饅頭を食べて倒れるシーンでそれぞれにポーズを決めたりと終始笑いの絶えない撮影に。
とくに、饅頭を口にした岡部が「口の中で広がって鼻から抜けて…」と“食リポ”をしながら仰向けに倒れるアドリブを披露すると、スタッフからも爆笑が起こっていた。
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■「面白すぎ」「大笑い」の声
このメイキング映像に、ドラマファンからは「このシーンめっちゃ面白かったです」「みなさんアドリブが上手でした」「お父さん面白すぎ」「テレビの前で大笑い」「プロが真剣にふざけるのはいつ見ても楽しい」との声が。
事前の予告では、仲野が石田をバックハグしている画像が公開されて話題となっていたが、その“真相”が判明したことから「最初はなんでお母さんが? って思ったけど…よかった」「7歳年下の医学生と恋に落ちちゃう設定の石田ゆり子さんが最強で最高!」といったコメントも寄せられていた。