阪神タイガース・岡田彰布監督は「メディアにコメントを出してほしい」 掛布雅之氏が提言
今年の阪神タイガース打線は「かなりひどい」と話す掛布雅之氏。岡田彰布監督に注文があるようで…。
元阪神タイガースの掛布雅之氏が16日、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』で、阪神・岡田彰布監督に独自の提言をした。
■掛布氏が阪神打線に苦言
掛布氏が先週行われた阪神タイガースの試合を振り返った今回の動画。オープン戦から不振が続く阪神打線について同氏は「打線はひどいです」とバッサリ切る。
その後14日の試合で4番に入った佐藤輝明選手や、これまで4番を打ってきた大山悠輔選手のバッティングに苦言を呈した。
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■相手球団の攻め方が変わった
打撃不振の要因について掛布氏は「各球団が阪神の499個でしたっけ、去年のフォアボール。このフォアボールのデータに対して、阪神のバッターに対してストライクゾーンのなかで勝負していますよね」と持論を展開。
続けて「これから阪神打線の大きなポイントを握るのは、多分相手のバッテリーは1人のバッターに投げて、1ボール2ストライクというカウントを作るようなリズムで攻めてくると思うんですよ」と解説する。
そのうえで「そう考えると阪神のこれからのバッターって、3球目までに1回勝負しなきゃいけないと思う。その勝負の仕方を間違えると、この打線は脆いと思うんですよ」と分析した。
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■3球目までに勝負を
阪神打線に対する他球団の攻め方に掛布氏は「3球目までに甘い球が来ると思うんですよ。来たときに、仕留められるかどうか」と課題を指摘。
また、「相手のバッテリーがですね、阪神打線に対してフォアボールよりも、ストライクのなかでのゾーンで攻めようというピッチングのリズムをすごく感じる。だからあんまり、ボールを投げさせようとしてないでしょ 」と語った。