X新規ユーザーへの課金方針に困惑の声 イーロン・マスク氏の意向に「本当に終焉」と悲嘆も
イーロン・マスク氏がXの新規ユーザーに課金するとの意向を明かし、ネット上で話題に。困惑の声が上がったほか、“インプレゾンビ”対策を求めるユーザーもいた。
16日、Xの新規ユーザーに関わる課金制度についてネット上で話題になった。Xオーナー・イーロン・マスク氏の意向に一部のユーザーから困惑の声が上がっている。
■課金制度を導入する方針
マスク氏は日本時間15日深夜、ユーザーへのリプライで「残念ながら、 ボットの執拗な猛攻撃を抑えるには、新規ユーザーの書き込み権限に少額の料金を課すしかない」と記し、自動プログラムの「ボット」による悪質な投稿の対策として課金制度を導入する方針を明かした。
さらに別のポストでは、課金の対象は新規ユーザーのみだと説明し、「3ヶ月後には無料で書き込みができるようになる」と適用される期間を伝えた。
なお、課金する金額は示していない。
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■「Xは本当に終焉だ」
マスク氏のポストはウェブメディアに取り上げられ、Xで記事が拡散。多くのユーザーが反応し、きょう16日に「マスク氏」「課金の方針」などがトレンド入りした。
「先々新しい垢作ることになりそうなら今のうちに作っておいたほうがいいのかな…」「ま~た変なこと言いだしてるぞ」「Xは本当に終焉だ」といった声が。
「ボット用アカウントを作成後、3ヶ月眠らせるだけなのでは…?」と課金にボット対策としての効果がないと考えるユーザーや「イーロン・マスクは致命的にSNS運営に向いてない」「君はSNSを運営する才能ない」と辟易するユーザーもいた。
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■“インプレゾンビ”対策を求めるユーザーも
そのなかで「ボット対策以前にインプレゾンビを先にどうにかしなさいよ」「インプレゾンビのほうがもっと目障りなので、そっちの根本的な駆除になる対策が欲しかった」といった意見も。
Xにはポストのインプレッション(表示回数)に応じて収益化できる仕組みがあるため、インプレッションを稼ぐために適当なポスト・リプライを投稿するアカウントが多数出没しており、「インプレゾンビ」として迷惑がられている。
一部のユーザーからは、「インプレに金払うとかいう愚策をやめればそれで事足りるだろうよ」「まずインプレで金バラ撒くのをやめたらええんちゃう?」との指摘が届いている。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)