立川志らく、大谷翔平に疑いの目を向けた報道姿勢に「謝罪すべき」 自身も「頭を下げた」

ドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者の不正送金をめぐる問題で、自らの発言について反省を述べた立川志らく。ワイドショーの報道姿勢に意見を述べている。

2024/04/16 18:30

立川志らく・大谷翔平

落語家・立川志らくが16日、公式Xを更新。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者が、大谷選手の銀行口座から不正に送金した問題をめぐり、マスコミの報道姿勢について考えを述べた。

【投稿】ワイドショーの報道について語る



 

■メディアの“疑い”に「酷かった」

問題が発覚した当初、水原容疑者がインタビューで、「大谷選手が借金の肩代わりをしてくれた」と虚偽の説明をしていたこともあり、マスコミの報道では大谷選手の関与を疑うかのようなコメントもみられた。

志らくは、「大谷翔平選手を疑ったワイドショー、ある程度は仕方ない。それを議論だと言われれば確かにそうだ」とした上で、「ただその疑い方があまりといえば酷かった。野球ができなくなるとか罪に問われるかもしれないとか」とつづる。

自身についても、「私も当初は大谷が男気を出して親友を救うために金を送金したのかもしれないと思った。でも大谷翔平は人の道から外れることはしないはず。だから彼を責めちゃいけない。野球を奪っちゃいけないと言った。でも疑ったことは事実だから頭を下げた」と、前日15日に出演した『ひるおび』(TBS系)で「猛省しなくちゃいけない」と述べたことを振り返った。


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■「絶対に謝罪すべき」

また、「多くのコメンテーターが、大谷は送金の事実を知らなかったと言っているが他人がどうやって大谷の口座にアクセスして送金できるのか! それを大谷翔平は説明すべきだ! と言っていた。だが、それがそもそも失礼な話」と振り返る。

「例えば、私の家の金庫から大金が盗まれた。可愛がっていた弟子が盗んだ。金庫の番号は私しか知らない。だからどうやって弟子は盗んだんだ? おかしいだろ? 志らくはそれを説明しろ! そんなこと言われても私から言わせれば、どうやって金庫を開けたかは私が聞きたい」と、大谷選手に詳細な説明を求めていたマスコミの論調について例える。

「なんで金を盗まれて悲しんでいる被害者にそんなことを聞くんだ? それと同じ。つまりそういうことを言う人は大谷も共犯だと言いたいだけ」と指摘すると、「だから今回大谷翔平を疑った人、そもそも共犯者の如く疑ってそれを世間に広めた人は絶対に謝罪すべき。それが人の道だ」と呼びかけている。


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■ユーザーから共感の声

志らくの指摘に、ユーザーからも「本当にそうですね…」「憶測で間違った発言があっても、それは仕方ないと思う。自由に話すのは構わない。ただ、間違いと分かったなら、やはり謝るべきです」「激しく同意です! 謝れないならコメンテーターなんかやらないでほしい」と共感の声が集まった。

さらに、「たとえ番組の方針に沿ったコメントをしたとしても自分の口から出た言葉には責任を持ってほしい」「本当にそう思います。大谷さんに何を言っても許されるとか、傷つかないとか思ってるのかな」「間違えたら素直に謝れる姿勢を見せるのが大人でありメディアの人はそうあるべき」と意見が寄せられている。

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