黒柳徹子、フジコ・ヘミングさんから聞いた“粋な武勇伝”「高速道路で…」 生前の2ショット公開
黒柳徹子が、フジコ・ヘミングさんから聞いた“武勇伝”を回顧。その内容に「ドラマみたい」と反響が寄せられている。
女優の黒柳徹子が2日、自身の公式インスタグラムを更新。ピアニストのフジコ・ヘミングさん(享年92)の生前のエピソードを明かした。
■フジコさんと交流があった黒柳
同日、フジコさんが膵臓がんのため亡くなったことを「一般財団法人フジコ・ヘミング財団」が公表した。葬儀は近親者で執り行われ、後日にお別れの会が開かれるとのこと。
黒柳はこの日の投稿で、「フジコ・ヘミングさん あなたが亡くなるなんて」と切り出し、フジコさんに言及。
「日本の芸大時代から、天才のほまれが高く、その後、ドイツに留学」したフジコさんとは交流があり、「たまに日本に帰るとよく2人で御飯を食べながら、彼女のドイツでの武勇伝を聞いたものでした」と明かす。
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■ドイツでの出来事
黒柳はフジコさんの武勇伝も投稿につづる。
「高速道路でドイツのトラックの運転手が小さい彼女の車に悪口を言ったので、彼女はドイツの言葉でかなりひどい悪口を怒鳴りつけた」と、言い合いになったときのことだ。
「(トラック運転手が)彼女の車にすり寄って来たので、何とか逃げて田舎道を走って大きめの建物の中に逃げ込んだ」と、フジコさんはトラックから離れる。
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■精神病院に入って…
入った建物は精神病院だったよう。「雨の中、その精神病院に逃げ込んだら、精神を病んでいる人が彼女も同じ病気だと思ってみんな彼女の周りにすり寄って来た」とフジコさんが注目されてしまう。
「困った彼女は、その部屋にピアノがあるのを発見して、ピアノを弾いた」と、得意のピアノ演奏を披露。すると「患者は、みんな静かになって、彼女のピアノを取り巻き歓喜の声を上げたそうだ」と、患者たちが一変したという。
エピソードをつづった黒柳は「こんなような小話を、フジコさんはよく私にしてくれた」と伝えている。また、投稿には2枚のアップ。どちらもフジコさんとのツーショットだった。
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■「素敵なお話」「ドラマみたい」
黒柳の投稿を見たファンからは、「素敵なお話で泣けてきました」「良いお話ですね」「ドラマみたい」「凄いお話」と反響が集まったほか、「きっと、徹子さんには、人の心をほぐすような優しい空気があるからいろんなことをお話しされたのかもしれませんね」といったコメントも上がった。
ツーショットを見て「素敵なお写真ですね」といったコメントも寄せられている。