今だけ「幻の3番線ホーム」で“最高に美味い餃子”が食える 900円でこの満足度はヤバい…
JR両国駅の3番線ホームに登場した期間限定店「超ギョーザステーション」に突撃。想像以上に満足度が高くて驚いた。
食事のおかずとしてはもちろん、お酒のつまみとしてもぴったりな「餃子」。現代では冷凍技術も進歩し、自宅でも美味しい餃子を食べることができるが、じつはゴールデンウイークの期間限定で“最高に美味しい冷凍餃子を食べられる場所”があるのをご存知だろうか
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▪️駅のホームで餃子を食べられる
その“最高に美味しい冷凍餃子を食べられる場所”というのが、4月25日〜5月8日の期間限定でJR両国駅3番線ホーム上でオープンしている『超ギョーザステーション』。
味の素が主催しているイベントであり、駅のホーム上で冷凍餃子を食べるという斬新すぎる体験ができる。ちなみに、同ホームは普段は使用されておらず“幻のホーム”と呼ばれているのだとか。
同イベントはじつは2017年より何度か開催されており、今回はパワーアップして復活したという。多くのファンを持つイベントなだけに、GW前期・後期の予約は即終了。
記者ももれなく予約できず悔し涙を流していたが、なんと当日席が用意されているというではないか。オープンの17時少し前に訪れたところ、18時15分入店の整理券をゲットすることができた。
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■独特なワクワク感
ゲートをくぐると味の素の『ギョーザ』の歴史や進化について展示されていた。こちらは予約なしでも見学することができるため、興味がある人は覗いてみるのもアリだろう。
入店前にシステムの説明が入り、同時に注文表が渡される。メインとなるのは『ギョーザ』1袋とワンドリンクがセットになった「羽根パネェ~!実感セット」(600円)で、他にも「追いギョーザ(『ギョーザ』1袋)」やドリンク単品なども追加注文が可能。
今回は「羽根パネェ~!実感セット」と「追いギョーザ」つまり『ギョーザ』2袋とワンドリンクを注文してみることに。1袋12個入りであるため、餃子24個とザ・プレミアム・モルツの中瓶で900円と考えると、かなりコスパがいい印象を受ける。
ホームに上がり入店するとドデカ餃子のオブジェがお出迎え。店内にはテーブルや提灯が並び、客による楽しげな声も響いているあたり、大衆居酒屋のよう。この異様なシチュエーションがなんともワクワクする。
なお、今回は1人でテーブルを確保できたが、混雑している場合は相席になるようだ。
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■美味しく食べるための工夫
特設カウンターで商品を購入したら、早速餃子を焼いていこう。各テーブルにはカセットコンロとフライパンが用意されており、客が自身で餃子を焼くスタイル。焼き方については商品の裏面に記されているため、それに従っていこう。
餃子をフライパンにセットしたら蓋をして中火で焼いていく。複数人で来店した場合は2袋まとめて入れて、円状に配置して焼くと効率が良さそうだ。
なお、『ギョーザ』は2月にリニューアルされたらしく、より張りつきにくく、誰でもパリッとジューシーな羽根つき餃子が焼けるようになっているとのことで、実際にどんなものなのか気になるところ。
ここで記者は地味にテンションが上ったのだが、その理由は「餃子を楽しめるように工夫されている」ということ。
こんなに必要か? というほど調味料が揃っていたり、カセットコンロには適切な焼き加減がわかるように火力の目印があったり、キレイに盛り付けられるように皿が絶妙なサイズであったり、焼き時間を管理するタイマーが置かれていたり…ここまで準備されたら、普段料理をしない人でも上手に焼くことができるだろう。
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■本当にキレイに焼けるのか?
完成したのがこちら。想像以上にしっかりと羽根もついていていい感じ。色々と用意されていたとはいえ、今まで自宅で作っていたときよりもキレイに焼けた気がする。もちろん羽根はカリッとパリッとしていてこれが嬉しい。
味はもちろん激ウマ! もともと『ギョーザ』が美味しいのは知っているが、「駅のホームの上で食べている」というエンタメ性や卓上の調味料で普段と異なる味を楽しめる点など、気持ち的な要素も込みで確実に美味しく感じる。これはいいぞ。
実際に来店している他の客ももれなく笑顔で楽しそうに餃子を頬張っていた。
記者はまったくもって味の素の回し者ではないのだが、2皿目もいい感じに焼けたためリニューアルの成果はあるのかもしれない。
大満足ではあったが、早食いの記者でもわりと時間ギリギリであったため、「のんびり談笑しながら食べる」というよりは「サクッと盛り上がって2軒目へ」という楽しみ方が合ってそう。コスパ良く、エンタメ性にも優れているため、気になった人は『超ギョーザステーション』をチェックしてみては。