茨城県の「道の駅常総」で見つけた“意外な企画”がお得すぎる アレを詰め放題にするなんて…
茨城県常総市の「道の駅常総」が1周年を記念して意外な企画を開催。これは挑戦するしかないだろう。
地域の歴史や情報を知ることが出来たり、特産品などを購入できたりする「道の駅」。各所それぞれ特徴があるが、茨城県常総市の「道の駅常総」で、意外な催し物が開かれていたため紹介したい。
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■大人気の道の駅
国道294号の道の駅である「道の駅常総」は昨年の4月にオープンし、それに伴って今年の4月27日~5月6日の期間で「周年祭」を開催している。
記者は5日に訪れたのだが、周年祭とゴールデンウィークが重なっていたこともあり、道の駅へ向かう車の行列は凄まじく、その後の駐車場での争奪戦も思い出したくないレベル。
しかし、市場には新鮮な野菜はもちろん、旬を迎えるメロンなどが大量に並んでおり、他にも地域の食材を使った食堂などもあり充実した時間を過ごすことが出来た。
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■干芋の詰め放題
様々な魅力があったが、中でもひと際異彩を放っていたのが、周年祭限定で開催されている“詰め放題企画”だ。記者が今回挑戦したのは「干し芋の詰め放題」であり、他にも大学芋・さつまいもの詰め放題もあるよう。
全国の「干しいも」生産量のトップを誇る茨城県ならではの企画であり、これは挑戦するしかないだろう。ちなみに、制限時間は1分で規定の袋に限界まで詰めていく。一回800円と一瞬悩む金額だが、干芋は製造コストが高く地味にリッチな食品でもある。店員曰く確実にお得になるとのこと。
お得ってことは低品質なものを使っているのでは…と疑ってしまいそうだが、同日は長年干芋を作り続けているニチノウ飛田の「紅はるか」が使われていた。不揃い品でコストを抑えているだけで、しっかりと美味しい干芋が用意されている。
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■意外と難しい詰め放題
ビニール手袋をセットしたら、配置につく。大量の干芋を前にすると、ワクワク感が半端じゃない。スタートの合図と同時に、詰め放題の奥義「袋伸ばし」を使おうとするが、伸びるタイプの袋ではなくこれは断念。
そうなれば後は気合で詰め込んでいくだけ! なるべく隙間を作らないように意識しつつも、時間が短いためスピーディーに詰めていく。店員が「芋をもっと押すんです!もっと!」とアドバイスをくれるため、袋の中の干芋が1つになりそうなほど押し込んでいく。
あっという間に合図がかかり終了。袋の口が閉じればクリアだ。なお、記者はシンプルな“力”で攻めたが、隣で挑戦していた女性は隙間をなくす“知恵”のスタイルで記者よりも圧倒的に多く詰め込んでいた。すごい…。
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■しっかりとした美味しさで大満足
今回の詰め放題の成果がこちら。少しかわいそうになるほど干芋がギュウギュウに詰め込まれており、写真では伝わりづらいがずっしりとした重さがある。
ちなみに重さを測ってみると…487gと中々のボリューム。これが800円であるなら、確かにかなりお得かも。
枚数も大小様々だが16枚であった。実際に食べてみると、むっちりしっとりとした程よい食感とほのかな甘味がなんともたまらない。
小さいサイズのものも厚さはしっかりとしているため食べごたえ抜群で、もちろん美味しい。詰め放題というエンタメ性がありつつも、美味しくコスパもいいという最高な企画であった。
なお、今回挑戦した詰め放題は「周年祭」の期間限定ではあるが、「道の駅常総」には他にもたくさんの魅力があるため気になった人はチェックしてみほしい。
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■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているがあまり年々丸くなっているのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)