『虎に翼』“近所のじいさん”見事な手のひら返しに憤慨の声 わずか3秒のセリフ「忘れていないぞ」
NHK朝ドラ『虎に翼』で伊藤沙莉演じる寅子が成し遂げた偉業に、周囲の人物が手のひら返し。志賀圭二郎演じる“近所のじいさん”が放った「たった3秒のセリフ」を、意外にも根に持っている人は多いようで…。
10日あさ放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で高等試験に合格した寅子(伊藤沙莉)を祝福する周囲の様子に憤りの声が上がっている。
■手のひら返しに憤り
ついに高等試験に合格した寅子。女性弁護士誕生のニュースは大々的に報じられ、寅子は家族をはじめ、勤務先の雲野法律事務所の雲野(塚地武雅)らや行きつけの甘味処「竹もと」の主人、傍聴マニアの笹山(田中要次)などから次々と祝福される。
女子部新入生募集を停止しようとしていた学長(久保酎吉)も「来年度の女子部志願者、すごいことになりそうだよ」「祝賀会は豪華に派手にお祝いするからね」と上機嫌。
しかしXでは「お祝いしてくれるのは良いけど、手のひら返ししたのがチラホラ」「どいつもこいつも、くるっくる手のひら返しやがって」などと、ころりと態度を変えた人たちへ憤る声が…。
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■陰口を言っていた老人が…
学長への怒りの声の他に多数見られたのが「近所の人たち…そんなに応援してくれてた?」「近所のじいちゃん、寅子が女子部に通い始めた頃、陰でこそこそ言ってなかったかい?」といった、猪爪(寅子)家の“ご近所さん”に対する声。
寅子は近所の人々からも「よっ! 弁護士先生」「かっこいい」などと絶賛の言葉を浴びていたが、「昔から利発な子と思っとったよ」と言葉をかけた伊藤一二三(志賀圭二郎)は、4月9日放送の第7話で女子部に入学した寅子の発言が切り取られて新聞に載った際に「よく堂々としていられるなぁ」と寅子に聞こえるほどの大きな声で言っていた人物だった。
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■わずか3秒のセリフ「忘れていないぞ」
その発言はわずか3秒程度でその後も伊藤の登場は数えるほどだが、鮮明に記憶に残っていた人は多いよう。
「おいじいさんおまえ入学したときdisってたやろ」「近所のじいさん前にトラちゃんのことを悪く言ってたこと忘れていないぞ」「よく堂々としてられるなとか言ってた近所のジジィてめえ記憶喪失かよ〜〜〜〜!!!!!」と憤慨。
また、「手のひら返したようにお祝いする世間に嫌気が差す」「こっちの努力も見ず成功したときだけああいうこと言うんだよ、ああいう人たち」といった声が上がる一方で、「とは思えど……世間の反応ってそんなもんだよね。私だって近所の人程度に対してはそんなもんだよ……」という人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)