都内駅に現れた看板、初見殺しすぎる正体にギョッとした 予想外の「誕生秘話」に耳を疑う…

東武浅草駅の改札付近で目撃された、一見普通の看板。その驚きの内容が「人間業じゃない」と話題を呼んでいる。

2024/05/24 05:45



■先輩社員、完全にノリノリである

件の看板が設置されたのは、4月末からのこと。

同看板を作成した駅務係(浅草駅勤務)は、作成の経緯について「以前からもホワイトボードに手書きでご案内を書いておりましたが、『より見やすく上質なブラックボードに書いたほうが良いのでは』といった話があがりました」と振り返る。

その際、先輩社員から「お前は字が上手いから、試しに書いてみたらどうだ」と提案を受けたそうで、駅務係は「ご案内の一助になれば…」という思いで、作成を担当。

東武鉄道浅草駅

その結果、あまりにクオリティの高い看板が誕生したのだ。


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■「デザイン専攻の人物」と思いきや…

大勢のXユーザーが「プロの犯行」と考えていた看板の文字だが、こちらは担当者のオリジナルで、完全に独学であると判明。

担当者は「特に何かのフォントを真似たワケでなく、お客様が遠くから見て分かり易く、インパクトのある書き方を心掛けました」と説明している。やはり天才か…。

東武鉄道浅草駅

X上で4.5万件以上もの「いいね」を獲得するほど、大きな話題となった件については「ちょっとした遊び心から生まれ、本質としてはお客様へのご案内のために書いたことが、こんなにも反響を頂けるとは思っておりませんでしたので、大変嬉しく思います」と、コメント。

「看板をご覧頂きまして、誠にありがとうございます。今後とも多くのお客様にご覧頂けるよう、努めてまいります」と、感謝の言葉とともに、今後の展望を語ってくれた。

「ディスプレイを通した文字」に慣れてしまった我々現代人。周りを見回してみると、思わぬ場所で「予想外の手書き文字」が見つかるかもしれない。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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