『虎に翼』寅子、花岡にベンチの“左側”を空けたワケ 視聴者考察「沁みる演出…」
寅子(伊藤沙莉)と花岡(岩田剛典)が再会したきょう放送のNHK朝ドラ『虎に翼』。視聴者歓喜の裏で“まさかのワード”トレンドが爆誕し、思わず笑ってしまう人も…。
5日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)が花岡(岩田剛典)と偶然再会。『あさイチ』でも博多華丸がツッコミを入れた“花岡の座った位置”に、視聴者からはある考察が上がっている。
■花岡と思わぬ再会
民法が改正されれば多くの人が混乱すると語る神保(木場勝己)に強く意見が言えず、婦人代議士・立花幸恵(伊勢志摩)らの集まりに参加しても、一度逃げ出した自分と長い間戦い続けてきた女性たちを一緒にすることができずにいた寅子。
晴れない気持ちでベンチに座っていると隣のベンチに亡き夫・優三(仲野太賀)の幻影が現れ、「僕の大好きな、あの…何かに無我夢中になってるときのトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること」が自身の願いであると語りかける。
寅子が「優三さん…今の私、どんな顔してる?」と心の中でつぶやいたそのとき、前を花岡が偶然通りかかった。
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■座った位置にツッコミ
花岡は「久しぶりだね。隣…いいかな?」と尋ね、「あっ…ええ、もちろん。どうぞ」と左側を空けた寅子。
そこで花岡が隣に座った場面でこの日の放送は終了となり、視聴者からは「生きてたあああ!」「花岡さん~。戻ってきてくれた~」「花岡さんに涙」と歓喜の声が上がるが、ドラマ直後の『あさイチ』では華丸が「あそこ座ります? もう一個ありましたよベンチ」とツッコミを入れる。
これに博多大吉が「まあまあまあ…久しぶりの再会だから。いつもあそこで皆でご飯食べてたからじゃないの?」とフォローするが、華丸は「いやいやいやいや…」と不服そうな表情を浮かべていた。
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■空いている隣のベンチには…
Xでも「え、そこに座るんか花岡よ」「なぜここに?!」「花岡よ、わざわざそんな狭いところに座らなくても隣のベンチ、ガラ空きだから」などとツッコミが上がった花岡の座った位置だが、中には「花岡さんが出てきてもロマンスの香りがまったくしないのがよい。イマジナリー優三さんが出てきた右側ではなく、花岡さんには左側をすすめる寅子」との声も…。
寅子が見た優三の幻影は、寅子から見て右隣のベンチに現れており、一方で花岡のために空けたのは自分の左隣。
そのことから「隣のベンチには優三さんがいるからでしょ。イマジナリーだけど、トラちゃんにとっては“そこにいる”んだよな」「イマジナリー優三さんが座ってた場所に花岡さん座らせたくないから反対側を譲ったのでは」といった考察が上がり、「寅子は優三の影のほうに詰める。沁みる演出…」とホロリとする人もいた。
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■「イマジナリー優三さん」爆誕
また、回想の形ではなくセリフはそのままに新しいシーンとして登場するため、動揺や混乱してしまう人もみられる優三の幻影。
「イマジナリー優三さんを不意に挟んで来られるのでこちらはドキッとしまして花岡どころじゃないのよ」「イマジナリー優三さん直後に現れ視聴者に『え? 生きてんの? 死んでんの?』みたいな気分にさせる花岡』などと声が上がり、Xでは「イマジナリー優三さん」がトレンド入り。
「何イマジナリー優三さんて」「あれ、イマジナリー優三さんっていうのか(笑)」「トレンドに『イマジナリー優三さん』が入ってて笑った」といった声も上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)