平凡な「ヨーグルト」が激ウマになる裏ワザ、最後フリスク入れたらミラクルが起きた
ヨーグルトにアメを入れると、多彩なテイストが楽しめる。そんな裏ワザを聞き、記者は立ち上がった。
■実験してわかった法則
1品目はパイン株式会社の看板商品「パインアメ」。ヨーグルトに入ると黄色カラーが消え、ちょっとグリーン色になっていた。口当たり良く、フレッシュなパイン感が際立っている。
じつにフルーティで、甘さもちょうどいい。マンゴーラッシーのような美味しさがあり、これはさすがに大当たり。星5つの評価。
2品目は日本橋榮太樓(えいたろう)の「黒みつ飴」。くるくるかき混ぜると茶色く色づいた。黒蜜の芳醇な甘さを期待していたが、こちらはヨーグルトに負け、風味がほとんど残っていない…。
上品な甘さはしっかり残っているのでヨーグルト自体は美味しいのだが、目をつぶって食べたら黒蜜感はゼロな気がする。意外性がなかったので、ちょっと厳し目な星1つの評価。
3品目は宮川製菓の「魅惑のシャインマスカット」。山形県産シャインマスカットピューレを練り込んだ商品で、その高級な味わいが特徴である。ヨーグルトに入れてもかなり美味しい。
味も香りもマスカットなヨーグルトになり、こちらもフルーティだ。ヨーグルトにはフルーツ系のアメがバッチリ合う。ただちょっとだけ薄いチープな味わいになった気も。評価は星4つ。
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■無駄無駄無駄ァだった「ディオの涙」
4品目は友人にもらったバンダイナムコの「ディオ・ブランドーの涙キャンディ」。『ジョジョの奇妙な冒険』展示イベントで購入してきたそうで、テイストは爽やかソーダ味。
ヨーグルトとの相性はというと…イマイチ。爽やかさは確かに増すのだが、ヨーグルトの酸味がその倍くらい増してしまい、後味が悪い。評価は星2つ。っていうかこのディオの涙って嘘泣きのシーンだった気が…。
5品目は趣向を変えて海外のアメに。イタリアの「ラドマーカー コーヒーキャンディ」だ。色はカプチーノのようで、香りも残っている。
味もしっかりコーヒーテイストで、想像通りの味に仕上がったのだが、たくさん食べられるかどうかと問われるとNO。記者はかなりのコーヒー好きだが、これは一口くらいでいいかな…というリアルな感想だ。星1つの評価。ごめん…!
6品目は、ドン・キホーテで買ったアメリカのカラフルなお菓子「ナーズ ツイストアンドミックス」。黄、緑、ピンク、赤、オレンジの5カラーがあり、それぞれチェリーやレモン、青リンゴのようなアメリカンな味がするやつだ。
ヨーグルトには虹色のような綺麗な色が出ており、混ぜると茶色に。なんとも嫌な予感を覚えつつ口に運ぶと…ウマい。激ウマい。ベリー系のような、さくらんぼ缶詰のような、謎なトロピカルテイストと甘さが絶妙で、これまで食べた中ではダントツに美味しいと感じた。想像をはるかに超える星5つの評価。
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■最後にお口直し
すべての実験を終え、満足気なままお口直しにフリスクを一粒。鋭いミントが一気に清涼感をくれる。
…あれ、これも入れろってことでは、という神のお告げを感じた記者は余分に買っていたヨーグルト1パックに全粒を投入。一晩置いて食べることにした。
蓋を開けると、目にツーンとくるほどの強烈ミント。口に入れても完全にミント。しかも全然フリスク自体の刺激が衰えていない。マジですごい。ヨーグルト側が完全に負けているのだ。
例えるなら、「フリスクのような巨大な何か」である。爽やかさは抜群で、ヨーグルトとの相性も良い。評価は星5つ。…1日にヨーグルト2パック(800g)を完食した記者は、次なる挑戦者を待つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)