大量発生のカメムシ、和歌山の梅に与える被害にショック 商品価値が下がる恐れも…

各地で猛威を振るうカメムシ。和歌山県の梅にも深刻な被害をもたらしているようで…。

2024/06/11 07:30


どこからともなく飛来し、うっかり触ってしまうと強烈な臭いを撒き散らすカメムシ。今年は各地でカメムシが大量発生し、注意報を出す県も多い。

カメムシは和歌山県の名産・梅に大打撃を与える恐れがあって…。

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■梅の収穫量が大幅に減る?

5月下旬にXで、今年は和歌山県で梅の収穫量が大幅に減る恐れがあるというポストが注目を集めた。暖冬の影響で、梅の収穫量が減り、取引価格の上昇が見込まれている。

カメムシ梅

さらに、大量発生したカメムシが梅の実を吸って変色したり、落果するなどの被害も出ているという。カメムシは4月下旬から各地で大量発生しており、テレビのニュースでもたびたび取り上げられている。


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■「うちも全然ついてない」梅の不作が話題

梅の不作はネット上でも話題に。「うちも全然ついていない、去年の半分以下になりそう」「そういえば、なんか今年は実家の梅が小さいうちにポロポロ落ちてしまってダメだった」「本当に全国的に不作になる見込みらしい」「気温とカメムシ。うちの地域も酷かった」など、頭を悩ませる人の声が多数見受けられる。

すべてがカメムシによるものだとは言い切れないが、梅の不作の原因の一つになっている可能性は高い。梅の名産地・和歌山でカメムシはどんな影響を与えているのか。

和歌山県果樹試験場うめ研究所(以下、和歌山県うめ研究所)に取材したところ、恐るべき被害の実態が明らかになったのだ…。

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■大量発生の原因は…
農家和歌山被害害虫
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