岡田彰布監督の通算700勝を田尾安志氏が祝福 「気苦労も大変だろうなと思いますけれども…」
27日の試合に勝利し、監督通算700勝を挙げた阪神タイガース・岡田彰布監督を田尾安志氏が称賛。8得点の打線には「今後に期待が持てる」とコメント。
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』で、27日の試合に勝利し700勝を達成した阪神タイガース・岡田彰布監督を祝福した。
■27日の阪神対中日戦を振り返り
27日の阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦を振り返った今回の動画。
試合は阪神・村上頌樹投手と中日・梅津晃大投手の東洋大学出身の2人が先発。両者が好投し、ゼロが続く展開となる。
7回裏、阪神が大山悠輔選手のタイムリーで先制すると、代わった齋藤綱記投手から前川右京選手のタイムリーツーベース、佐藤輝明選手の2点タイムリーで4点。8回裏にも4得点し、久しぶりに打線が爆発する。
結局阪神が8対1で勝利。この勝ちで岡田監督は通算700勝を達成した。
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■岡田監督を祝福
田尾氏は試合を振り返った後、「今日タイガースが勝って、岡田監督が700勝目になったそうですね。岡田監督、おめでとうございます」と祝福する。
続けて「今シーズンは、かなりうまくいかないことが多くて、気苦労も大変だろうなと思いますけれども、よく凌いでるなと思う」と解説。
試合の内容ついては「このように点を取ってくれれば、去年のようなゆとりの野球ができるんですけれども、あまりにも点を取れない。そういうゲームが続いております。今日のこの7、8回の攻撃を見たら、これからやってくれるのかな。 そういうものを感じさせるゲームでした」とコメントした。
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■「今後に期待が持てる内容」
さらに田尾氏はこの試合で勝利した村上投手を「味方打線が点を取るまで、点をやらないぞというような感じのピッチングで、村上の良さっていうものが随所に現れたピッチングを見せてくれました」と絶賛。
8得点した打線にも「今日の7、8回の8得点。これがこれから先どういうふうに次のゲームに反映されていくのかが楽しみですね。今年ずっと良いピッチングを続けてる齋藤投手から8点を取ったっていうのは、非常に大きかった」と久しぶりに爆発した打線の今後に期待を寄せていた。
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■阪神歴代1位勝利監督も目前
岡田監督は阪神タイガースとオリックス・バファローズで監督を務め、700勝を達成した。
このうち阪神の監督としては512勝で、歴代2位の記録。1位の藤本定義元監督は514勝(通算は1,657勝)となっており、阪神歴代1位になることは確実な状況だ。