難しいところ… 約4割が「相手にプレッシャー」を与えてしまった理由に共感
相手を認めているからこその言動が、こんな展開になるなんて…。
人間関係で、相手に期待するのはよくあることだろう。しかしその期待が、相手にとってプレッシャーになってしまう場合があるのが難しいところである。
■約4割「相手に期待しすぎて…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に「プレッシャー」に関する意識調査を実施したところ、全体で44.1%の人が「相手に期待しすぎてプレッシャーを与えた経験がある」と回答した。
多くの人が無意識のうちに相手に対して期待をかけ、その結果、プレッシャーを与えてしまったようだ。
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■年齢を重ねるほど多く
性年代別では、すべての年代で男性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
また男女ともに年齢が上がるにつれて増えているのは、プレッシャーを与えやすい立場になってしまう場合が多いからかもしれない。
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■部下にプレッシャーを与えて
気づかないうちに部下にプレッシャーを与えていた40代男性は、「部下に対して、つい期待しすぎてしまったことがあります。彼は非常に優秀で、常に高い成果を上げていました。そのために、『もっとできるはず』と頻繁に声をかけてしまっていたんです。しかしその言葉がプレッシャーとなり、彼はストレスを感じるようになったようで…」と当時を振り返る。
今では反省して改善しているようで、「ある日、彼が仕事のパフォーマンスを落としてしまったときに、初めて自分の言葉が彼にとって重荷になっていたことに気付きました。期待が彼の成長を妨げる結果になってしまい、深く反省しましたね。今は、彼への接しかたも気を遣うようにしています」と続けた。
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■期待でモチベーションが
Xでは、「良かれと思ってする行動や発言が、人を追い詰めていることってあるんだと思う」や「期待しすぎて、プレッシャーになったら悪いから」と高い期待に否定的な意見もある。
しかしその一方で「期待されることは、モチベーションにつながりますね」と、期待によってやる気につながるとの声もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女622名