『24時間テレビ』、批判やまず脳裏をよぎる“4年前の悪夢” 「もうやめちまえ」厳しい声も…
募金着服、『セクシー田中さん』騒動…今夏の『24時間テレビ』を取り巻く状況は芳しくない。ネットでは、厳しい声が続出して…。
■脳裏をよぎる「4年前の悪夢」
不祥事が続く中での『24時間テレビ』開催は「逆風」になりかねない。「募金着服の件もあり、番組の看板であるチャリティー企画とどのように向き合うかが重要になります。この辺りが不明なままだと、視聴者からさらに厳しい目を向けられるでしょう」(前出・制作会社関係者)。
日本テレビを取り巻く状況から、前出の制作関係者の脳裏には「4年前の悪夢」がよぎったという。
「2020年8月、コロナの感染拡大期に『24時間テレビ』を開催したことで、世間から批判を受けました。日本テレビ側も、客席に観客を入れなかったり、対面での募金活動を中止するなど、対策は施しましたが、自粛ムードが強かった年だったため、疑問を抱く人も多かったのでしょう。その頃と状況は異なりますが、今年も20年同様、視聴者は”歓迎ムード”とはいかないと思います」(前出・制作会社関係者)。
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■「もうやめちまえ」怒りの声も…
ネット上でも、『24時間テレビ』開催に対して厳しい意見が続出。
「日テレさん24時間テレビで募金の着服という企画の根幹を揺るがす不祥事起こしながら今年もやりますとか」「チャリティー自体はいいもんだと思うがもう何十年同じことしてんだよ マンネリしか出来ないならやめちまえ」「チャリティーと言葉を付ければ、何しても構わないという感じの内容だし、マラソンだって本当に必要なのかって思う」といった声があがっている。
今年、番組開始当時から採用されていたキャッチコピー「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」に変更された。疑問形でなく、断言できるような番組になることを期待したい。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)