熱中症警戒アラート、発表初日こそ注意 「エアコンつけるタイミング」の正解は

東京や九州、沖縄など16都県で「熱中症警戒アラート」が発表。エアコンを付けるタイミングに要注意。

2024/07/03 14:05


3日、全国的に気温が上がり、16都県19の地域で「熱中症警戒アラート」が発表された。



■「発表初日」こそ注意

猛暑

今年初めての発表となった地域もあるが、「初日」こそいつも以上に警戒するのが大切だ。

昨年、首都圏を中心にその年初の熱中症警戒アラートが発表された際、東京消防庁の公式Xは一昨年のデータに触れ「昨年は発表初日に東京消防庁管内で熱中症により404人(令和4年最多)が救急搬送されました」とし、「今日は危険! ということをみんなに広め、命を守る行動をお願いします」と警戒を呼びかけていた。


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■少しでも異変を感じたら注意

日本気象協会推進のプロジェクト「熱中症ゼロへ【公式】」は同日、熱中症のサインとして画像付きで注意を呼びかけている。

・意識の遠のき

・めまやや立ちくらみ

・腹痛

・顔がほてる


「頭痛や顔のほてり、また筋肉痛や筋肉のけいれんなどに現れることもあります。水分・塩分補給を行い、涼しい場所で休憩をこまめにとるようにしましょう」。


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■エアコンをつけるタイミング

エアコン

同日、NHKの公式Xアカウントの一つ「みんなで考える防災」は、おもに高齢者に向けた熱中症対策をポスト。挙げているのは以下の3つだ。

①家族が電話してエアコン使用を呼びかけて

②暑いと感じる前からエアコンを使ってもらおう

③水分補給をする時間を一緒に決めよう

高齢者は代謝が落ちて暑さを感じにくいことから、暑いと感じる前にエアコンを使うのが重要。その際には、電話などで室温を28℃まで下げてと具体的に伝え、数時間後に確認することも伝えるといいという。各項目の詳細はNHK公式サイトにも掲載されている。

こまめな水分補給や休憩を取り、エアコンを使って絶対に無理をしないように過ごしてほしい。

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