木村拓哉、週刊誌掲載前にある部分に“モザイク”を要求　元文春記者が告白

YouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』が2日、動画を更新。

芸能人のプライベートショットについて語るなか、俳優・木村拓哉さんから“ある要求”がきた過去を明かしました。

【動画】木村拓哉さんが、週刊誌に撮られた写真に…ちょ、待てよ

■有吉弘行、盗撮に怒り

元週刊文春の記者・赤石晋一郎さんと甚野博則さんが様々なニュースを掘り下げていく同チャンネルで、今回はお笑いタレント・有吉弘行さんの話題に。

先日、週刊誌『FRIDAY』デジタル版では、有吉さんと妻で元アナウンサーの夏目三久さん、子供とのプライベートショットが報じられました。これに有吉さんは「盗撮をして。一般人の写真を載せたり生後数ヶ月の子供の写真に未成年の犯罪者みたいにモザイクかけてまで掲載。まあイヤでしょ」と投稿。

つづけて「土下座しますし芸能人の情報タレコミますしお金もある程度払います。命令、要求なんでも従いますのでどうか家族の盗撮やめてください」と、笑いを含めながらも切実な思いを記しています。

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■週刊誌側のルール

赤石さんは、子供は性別もわからないように全面モザイク・プライベート空間ではなく公道の写真・事務所に事前通告する…と週刊誌側のルールを明かしながらも、「撮られた側は気持ちよくない、というのはよくわかる」とコメント。

事務所側も許容はしないまでも黙認している…という状態にあることを説明し、今回の有吉さんの件は「事務所側は『プライベートの家がバレるのはやめてくれ』ということで、知らなかったことにしてるという…」と有吉さんには伝えていなかった可能性が高いと予想しました。

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■木村拓哉のある事件

つづけて「昔、ある事件があって…」と週刊文春が報じた、木村拓哉さんの記事を回顧。「キムタクが、犬の顔を消せってクレームを入れてきたことがある」と、愛犬との散歩を撮られた木村さんからの要望を受け、犬にはモザイクをかけたことを明かします。

この件を振り返り、赤石さんは「だから、どこで線引きするかというのは一概には言えなくて。現状はギリギリの合意の上で週刊誌側も報道している」「今の、暗黙のルールでいいのかという議論はあってもしかるべき」と語りました。

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■当時も“犬にモザイク”が話題に

ちなみに…木村さんの記事が掲載された当時、写真を見た人からは「人間はバッチリ映ってて、ワンコに丁寧にモザイクかかってるの草」「犬にモザイクって斬新」「犬のプライバシー守るのかっこいいじゃん」など話題に。

なかには「犬や猫にも肖像権ってあるの？」などの言葉も見られます。実際にはペットには肖像権は認められませんが、木村さんにとっては「大事な家族」に変わりなく、せめて家族は守りたかったのかもしれません。