『虎に翼』いつも仏頂面の桂場に視聴者「ありがとう」の理由は… 寅子に「ガキ!」言い放った心情に考察も

4日放送の朝ドラ『虎に翼』では、恩師・穂高(小林薫)の晴れの場で怒りをあらわにした寅子(伊藤沙莉)を桂場(松山ケンイチ)が一喝。視聴者からはさまざまな声があがっている。

2024/07/04 12:45


伊藤沙莉・松山ケンイチ

4日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、寅子(伊藤沙莉)が、恩師である穂高(小林薫)を祝う場で怒りを爆発させ、その態度を桂場(松山ケンイチ)が諫めた。Xでは、それぞれの心情への共感や疑問など、さまざまな声があがっている。

【画像】寅子は穂高への怒りをあらわに


 


 

■穂高の祝賀会を手伝う

穂高が最高裁判事を退任することになり、桂場は寅子に祝賀会を手伝うよう依頼。

穂高は寅子にとって恩師だが、寅子が妊娠した際、「第一の務めは良き母になること」などと諭して寅子の心が折れたり、戦後に司法省で再会した際にも、自らの思い込みで寅子に別の仕事を紹介しようとするなど、2人の間にはわだかまりがあった。


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■桂場が寅子を一喝

祝賀会のスピーチで、穂高は女性の権利や平等などに声をあげてきた自身を「自分の役目なんぞ果たしていなかったのかもしれない」「大岩に落ちた雨垂れの一雫にすぎなかった」と語る。

スピーチを聞いていた寅子は怒りで涙を流し、渡すはずだった花束を多岐川(滝藤賢一)に押し付けて部屋を出る。後を追った桂場は、寅子に「ガキ! 何を考えているんだ!」と一喝。寅子は穂高に、「感謝はしますが許さない。納得できない花束は渡さない」と怒りをあらわにする。


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■「場をわきまえようよ」の声

Xでは、恩師の晴れの場で怒る寅子と、それを一喝した桂場に反響が。

「恩師の退任という晴れの場で自分の怒りを振りかざして、ほんとガキ! 桂場さんありがと怒ってくれて」「桂場さんの『ガキ!』が全てで、今日は晴れの日。場をわきまえようよ。ていうか、桂場さんが寅ちゃんの実質保護者」「本音をぶちまけるにしても時と場所を選ぶのが筋だろう。桂場さんが珍しく声を荒げたのがせめてもの救い」「『思いをおして大人の対応をしなさい』という意味の『ガキ!』だったでしょう」といった声がみられた。

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■「1番人の気持ちを大切にできるのは…」
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