ダイソーで買える「激安108円そうめん」はおいしいのか 3種を食べ比べてみた
ダイソーで買えるそうめんはおいしい? めんつゆで食べてみて一番好きだったのは…。
夏の風物詩であるそうめん。今年も何回食べるかわからないほどお世話になる予定だが、せっかくなら色々な商品を探してみたい。そこで、ダイソーで買える108円のそうめんを食べ比べてみた。
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■購入したのはこの3種
近所のダイソーで販売されていたのは、写真左から和敬物産「讃岐そうめん」(300g)、狩野製麺「島原素麺」(250g)、朝日商事「伝統麺処そうめん」(300g)の3種類はいずれも108円。
「讃岐そうめん」「島原素麺」についてはダイソーの公式通販ページからも購入することができる。「伝統麺処そうめん」は掲載されていなかったため、店舗によって販売されている物は異なるだろう。
そうめんを茹でる際には「強火で茹でない」「酢を入れる」といったさまざまなコツがあるが、今回はパッケージに表記されている通りに茹でる。
茹で終わったら流水でぬめりを取り、氷水でしっかりと冷やす。食べ方も至ってシンプルで「めんつゆのみ」とした。
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■一番好きだと感じたそうめんは…
3種の中で、記者がもっとも良いと思ったのは和敬物産「讃岐そうめん」。108円で300gと大ボリュームなのが特徴だ。
小麦っぽさが強いものの、ぬめりはしっかりと取っているので、使うめんつゆさえおいしければちゃんとおいしく食べられる。
「島原素麺」も同じくらいの味だったが、250gと若干量が少ないことから、「讃岐そうめん」を一番に選んだ。どちらも108円でこのクオリティは庶民の味方といえる。
とはいえ「揖保乃糸」などの高い素麺と比べると味は劣る。そもそも比較するのが野暮な話ではあるが、「揖保乃糸」をはじめとした手延そうめんとの違いは「食用植物油」が入っていないこと。いわゆる安いそうめん全般に言われがちな「食感の悪さ」は、油が入っていないからだという。
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■レシピ次第で化けそう
一昨年、SNSで「トップバリュのそうめんがまずい」と話題になったことがあった。記者もめんつゆで食べるなら、トップバリュでもダイソーでもなく揖保乃糸を食べたい。
しかし、油が入っていないそうめんも有用な使い道があり、「油を吸わせるレシピ」だと化けることも。トップバリュのそうめんを使って「トマトとベーコンのそうめん」を作った際には、揖保乃糸よりもおいしかったので驚いた。
今回のダイソーで買えるそうめんも、シンプルなめんつゆでなく、がっつり系のレシピと合わせてみてほしい。