『虎に翼』桂場の“デレ”に視聴者悶絶 ある言葉に「心臓ギャンッ」「俺にはわかっていた!」
朝ドラ『虎に翼』では、寅子(伊藤沙莉)の新潟への異動を決めた桂場(松山ケンイチ)の“思惑”が明らかに。まさかの「とびきりの愛」だった…。
11日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、桂場(松山ケンイチ)が、寅子(伊藤沙莉)の新潟への異動を決めた「理由」が、Xでも話題となっている。
■異動は鼻をへし折るため?
いつの間にか家庭を顧みることがなくなっていた寅子は、家族と向き合うことを決意。「家族会議」で嫌な部分を指摘されて反省し、優未(竹澤咲子)に一緒に異動先の新潟についてきてほしいと伝える。
職場でも、「思い上がっていました」と反省の弁を述べると、「桂場さんは、そんな私に失望して、鼻をへし折るために異動を決めてくださったんですよね」と話す。
この言葉に、桂場は「まったく違う。君はまったく分かっていない。自分の立場を」と否定する。
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■「とびきりの愛じゃないか!」
桂場は、「腹立たしいが君は有能だ。そして俺たちに好かれてしまっている。それが問題なんだ」と、久藤(沢村一樹)、多岐川(滝藤賢一)を見回す。
キャリアを重ね、桂場ら上司の後ろ盾のある寅子について「もう昔の弱い者じゃない。今の君の『はて?』は非常に重い。周りを動かす力がある」と指摘する。
続けて「今のままでは君の土台はいずれ崩れる。裁判官として正しく成長する道筋を飛び越え、一躍、時の人となってしまった。それに甘んじている君に家裁は、いや、どんな役職も任せられん。だから、地盤を作るんだ」と説明。これに、多岐川は桂場の胸元をつかむと「桂場…それはお前…とびきりの愛じゃないか!」と目を潤ませる。
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■「最高の人事局長」「信用のおける上司」の声
桂場が明かした「寅子の異動を決めた理由」に、Xでは「裁判官としての真っ当な経験を積ませたい桂場さんの愛」「寅ちゃんのことを1番冷静に見ててくれてる桂場さんがいてくれて良かった」「桂場さんの愛が大きくて、涙出た」「親ライオンが我が子を谷に突き落とすやつみたいだな」との声が。
「余計なこと言わないけどきちんと部下を見ていてくれるっていう非常に信用のおける上司」「物事を真摯に、平等に見ている。素晴らしい。無愛想だけどいい上司だ」「優秀な法律家として、裁判官として何が最善かを提示してくれる。最高の人事局長だ」との称賛もみられた。
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■「俺たちに」に悶絶する人も
また、「俺たち」と自身を含めた桂場に、「俺たち、と言いましたね、桂場さん?」「『俺たちに』って言ったよね!? お・れ・た・ち・に!」「『俺たちに好かれている』貴重な桂場さんのデレ」との叫びも。
さらに「厳しい口調で一気にデレとるやん(笑)」「俺たちに好かれてしまっている…桂場さん…キュンとさせるな…」「『好かれてしまっている』って言わせる脚本なんなの。心臓ギャンッ! ってなった」「今回だけじゃなくて今までの対応からもにじみ出てたよ。俺にはわかっていた!」とのコメントもみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)