疲れを取る行為のはずなのに… 約8割が「起きたとき」に抱いている不快感
朝に起きたときには、気持ちも体もすっきりとしていたいものであるが…。
このほど編集部が行った調査にて、多くの現代人が睡眠にまつわる悩みを抱えていることが、改めて分かった。
■約8割「朝起きたときに疲れ」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女661名を対象に「寝起き」に関する意識調査を実施したところ、全体で85.9%の人が「朝起きたときに疲れを感じることがある」と回答した。
多くの人々が日常的に、疲労を感じているようだ。
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■朝から体が重い
仕事の疲れが朝まで残っている30代男性は、「僕は毎朝、起きるのが本当につらいんです。とくに仕事が忙しいときは、朝目覚めた瞬間から体が重く感じます。仕事で遅くまでパソコンに向かっていることが多いので、寝る時間がどうしても短くなってしまうのが原因でしょうね」と語る。
さらに続けて、「それに加えて、夜中に目が覚めることもしばしばなんです。そのために、朝起きたときに疲れを感じるのは当たり前になってしまっています」とも話していた。
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■仕事に行きたくなくて
仕事に行きたくない気持ちのせいで目覚めが悪い20代女性は、「毎朝起きるのが憂鬱で、体がだるくて動きたくありません。仕事でストレスがたまっているので、朝起きると『会社に行きたくない』との気持ちが心に広がるんです。そんな気持ちで起きるので、目覚めはいつも最悪な気分でいますね」と話す。
眠りも浅いようで、「また仕事のことを考えているためか、深い眠りに入れないことが多いんです。そのせいで朝起きても疲れが取れないのでしょうね」と愚痴を漏らした。
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■早起きしてウォーキング
すっきりと目覚めてウォーキングまでしている50代男性は、「毎朝6時に起きて、ウォーキングするのが日課なんです。運動することで血行が良くなり、一日を元気に始められます。また夜はできるだけ、早く寝るように心掛けています。規則正しい生活を送ることで、朝の疲れを感じることはほとんどありません」と話す。
この生活は続けていきたいようで、「これからもできるだけ、早起きとウォーキングは続けていきたいですね」と語った。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女661名