いまやコスプレ界の必修科目「ストロボ活用」 初心者が“今日”買うべきアイテムは…

本日17日まで開催されている「Amazonプライムデーセール」。カメコ初心者が今まさに買うべし一式を紹介する。

2024/07/17 05:00


コスプレ

記者はその道28年になる真正の気持ち悪いカメコ(カメラ小僧)である。コスプレイヤーを中心に、メイド、コンパニオン、レースクイーンを少なく見積もっても恐らく5,000人以上を撮影してきた。

そんな記者が、16〜17日開催の「Amazonプライムデーセール」でおすすめしたいカメラ関連商品を紹介する。


 


 

■光の魔術師を目指して…

コミケ99コスプレ

近年コスプレ撮影においては、離れた場所に置いたストロボを発光させる「ワイヤレスフラッシュ」が当たり前のスキルとなっている。

それまではカメラ上部にストロボを装着し撮影するスタイルが主流だったが、この10数年で一気に流れが変わった。直付けは操作が簡易な反面、光が真正面から当たり、コスプレ写真特有のムードや世界観が演出しづらく、誰もが同じような写りになりやや平凡な印象だ。

一方、ワイヤレスなら光の位置を自由に選べる上、複数ストロボによる発光も可能なので、とどのつまりカッコいい「コスプレ映え」する写真が撮れ、まさに優勝なのである。


関連記事:Amazonプライムデーの注目アイテム! Fire TV Stickや4Kテレビも【Amazonセール】

 

 

■おしゃれ写真で脱モブカメコ

コミックマーケット100コスプレ

コスプレイヤーが集まる「コミックマーケット」や「ニコニコ超会議」「acosta!」などでは、記者はじめ大半のカメコがライトスタンドを片手にワイヤレスフラッシュを実践している。

カメコにとってコスプレイヤーとの交流は、上手なライティングを組んだ綺麗な写真をプレゼントすることから始まるのである。脱モブカメコを目指すなら、絶対にストロボライティングの技術向上が近道なのだ。

そこで、今回は「Amazonプライムデーセール」で割引になっているおすすめアイテムを紹介したい。まだワイヤレスフラッシュを試したことがない将来有望なカメラ紳士たちに、この呪われた運命を歩むキモカメコがすべての思いを捧げる。


関連記事:充電器、どれを買えば良いのか問題 ジョジョのスタンドに例えるとめちゃくちゃ分かりやすかった

 

 

■NEEWERのアイテムが幅広い

都知事

今回の「Amazonプライムデーセール」、じつはカメラ関連グッズが結構安くなっている。

中でも注目は、多くのカメコに愛用されるライティング機材メーカー「NEEWER(ニューワー)」の商品群だ。ライバルである同じくライティング機材メーカー「GODOX(ゴドックス)」
の商品が予想以上に少なくがっかりした反面、NEEWERはかなり大盤振る舞いのイメージである。

メインストロボでおすすめなのはNEEWERの「Z1」。通常25,000円程度の商品だが、セール期間中は約7,000円前後の割引(16日時点、以下同)が入っていてお得。ソニー、ニコン、キヤノンのカメラに対応しており、商品名のZ1の後に「-S」が付けばソニー用、「-N」ならニコン用、「-C」ならキヤノン用といった具合。購入時は注意しよう。

操作がしやすく、パワーがあるにも関わらずとにかく安い。10,000円台のストロボは複数個の乾電池を差し込むものが多く事前準備が面倒だが、これは専用のリチウム電池式。USBのタイプCケーブルで充電できるのでじつに便利である。


関連記事:コミケ「コスプレ広場」に“東大生”が集まる珍現象… その理由知って超納得

 

 

■発信機を購入したらコンプリート

ストロボを用意したら、今度はワイヤレス発光させるための発信機をカメラに装着する必要がある。

NEEWERからは「QPRO」という無線フラッシュトリガーが出ており、これも今回のセール対象。6,000円程度で買えるので、こちらと前述の「Z1」を用意すれば、ワイヤレスフラッシュが行えるようになる。

ちなみに「QPRO」も商品名後に「-S」「-N」「-C」のアルファベットが割り振られているので、カメラ本体のメーカーに合わせるように購入しよう。


関連記事:女性コスプレイヤーにわいせつ、恫喝した男 被害者の「勇気ある行動」で豹変し…

■ついでにストロボ設置のグッズも…

最後に準備するのは、フラッシュブラケットとスタンド。ストロボは撮影者から離れた場所にセットする必要があるため、フラッシュブラケットでストロボ本体をガッチリ固定し、それをスタンドに差し込んで高さを調整するのだ。

ブラケットやスタンドは他社メーカー商品でも活用可能だが、NEEWERのアイテムは全体的にリーズナブルなので同メーカーで揃えておくのも良いだろう。

準備ができたらいよいよ撮影。被写体の斜め上から光を当てたり、真横に置いて陰影を強調させたり自由自在に撮影を楽しもう。

理想の仕上がりに合わせて光を和らげる「ライトボックス」や、光を拡散させる「アンブレラ」を用意する必要もあるが、ここは記事一本では絶対語りきれないので、とりあえず今回はここまでで…。


・合わせて読みたい→コミケ「コスプレ広場」に“東大生”が集まる珍現象… その理由知って超納得

(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

カメラAmazonプライムデー
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング