立浪和義監督に高木豊氏がトレードで獲得するべき選手を提言 「盗塁ができる選手を…」
トレード期限が7月31日に迫っているプロ野球。高木豊氏が考える「中日ドラゴンズが獲得したほうがいい選手」とは。
元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで、中日ドラゴンズ・立浪和義監督にトレードで獲得するべき選手を提言した。
■高木氏がトレードの可能性を分析
7月31日の期限が迫るなか、各球団の「トレードの可能性」を探った今回の動画。そのなかで話題は中日ドラゴンズへと移る。
中日について「盗塁ができる選手が不足している」「代走はいるんだけど、走らないんだよ。走れないのかどうかわからないけれど」と高木氏は分析した。
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■ロッテ・和田選手に言及
高木氏は「1点差ゲームで走ってくれる勇気がある選手がほしい。ロッテの和田なんかおもしろいよね」と千葉ロッテマリーンズの和田康士朗選手を指名。
その理由を「もうね、レギュラーに入れないよ、なかなか。 あのメンバーのなかに。荻野貴司がいる、角中(勝也)がいる、藤原(恭大)が 戻ってきた、髙部(瑛斗)がいる、岡(大海)、 ポランコがいる。厳しくなっているんだよ」と解説した。
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■獲得を提言
さらに高木氏は「高部も守れるし、岡も足が速いから守備範囲が広い。守備固めもいらないんだよ。 藤原も足が速いし。そうなると和田が浮いてくる」と持論を展開。
中日に「和田と誰か替えるとか。1点差ゲームが多いから、和田が中日に来たら輝けるような選手になると思うけどね。ロッテは本当に優秀な選手が多いから、和田なんかくれたら、本当に中日は1点を取るときに代走を送れる」と獲得を提言した。
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■2021年に盗塁王を獲得
和田選手は2017年に育成選手としてロッテに入団。高校時代野球部に所属していないプロ野球選手として話題になった。
2020年に支配下登録されると、持ち前の俊足を武器に活躍。2021年には盗塁王を獲得した。
中日は15日終了時点で盗塁数が12球団で最も少ない。盗塁技術を持つ和田選手が加入すれば、1点を取りに行く場面での代走など、攻撃のバリエーションが増えることは確実だ。