「きのこの山」「たけのこの里」「アポロ」などが今秋から一斉値上げへ… 明治が苦渋の決断
明治がチョコやアイスなど128商品の内容量減と値上げを発表。その背景には…。
18日、明治が今秋以降に販売・出荷するチョコート商品、スナック商品、アイスクリーム商品などの値上げ、さらには一部商品の内容量減を発表した。
人気商品である「チョコレート効果」は15枚入りから13枚入りに、「明治ミルクチョコレート」「アーモンドチョコレート」「きのこの山」「たけのこの里」などはそれぞれ約6~31%の値上げとなる。
■止まらぬコスト増大が背景
今回実施する内容量変更、値上げについて、「原材料価格は、世界的な需要拡大などの影響により多くの原材料について高止まりの状態が続いています。さらに、原油価格高騰の影響による物流コストや包装材価格の上昇に加え、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状態が続いています」と、背景を説明した明治。
コスト上昇を価格や量に反映させないため、様々な対策を講じてきたが「現状の価格による販売の継続が難しい状況となった」と、苦渋の決断に至った形だ。
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■対象は128商品
値上げ、内容量減の対象となるのは、チョコレート・スナックなどの菓子類102品、アイスクリーム19品、チーズ2品、常温クリーム類4品、レトルトカレー1品の合計128商品。
チョコレート・スナック類は10月1日以降の発売・出荷分から、アイスクリーム類は9月2日出荷分より、チーズ、常温クリーム、レトルトカレーも10月1日発売・出荷分から、それぞれ変更となっている。