ダイソー、冷房効率アップ求め「220円のアイテム」に注目集まる しかし使ってみると…
ダイソー、こんなものまで売っているとは! 少しでも部屋を涼しくしたい編集部員が、実際に使ってみた結果…。
一年で最も暑さが厳しい時期になり、少しでも部屋の中が過ごしやすくなるよう、様々な工夫をしている人もいるはず。
そうしたなか、100円ショップ「ダイソー」のある商品がインターネット上で注目を集めており、編集部員が実際に使ってみた結果…。
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■1枚220円の「静電遮熱フィルム」
その話題の商品とは、「静電遮熱フィルム」(220円)。編集部員が訪れた店舗では、暑さ対策グッズが並ぶ区画で販売されていました。
窓に貼るとUVカットをしてくれて、窓から降り注ぐ強い日差しを和らげ、冷房効率のアップや節電に繋がればと、注目する人が増えているよう。
ブラック、グレー、ネイビーがあり、色によって可視光線透過率とUVカット率が変わります。
編集部員はネイビーを選んでみました。大きさは1枚45cm×90cmほど。
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■中性洗剤を薄めた水を吹きかけて貼る
まず、中性洗剤を水で薄めた「石けん水」を作り、霧吹きボトルなどに入れて準備。アルカリ系洗剤は使わないよう注意しましょう。
フィルムは、窓ガラスの寸法より1~2cm程大きめにカットしておきます。
そうしたら、窓ガラスに石けん水を吹きかけて濡らします。写真のように水滴が落ちてくるぐらいしっかり濡らすのがポイント。
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■ローラーやヘラなどを使い空気を出す
フィルムは上の両角を両手で持ったら、上から下まで隙間が均一になるように位置を合わせ、丁寧に貼り付けていきます。
不器用な編集部員はかなり気泡ができてしまい、普段食器や鍋のこびりつき汚れを落とすのに使っているヘラを使って貼り付け。フィルムと一緒に、同店の「ローラー」や「スキージー」を一緒に買っておくと便利です。
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■強烈な日差しが和らいだ! しかし…
リビングの南向きの窓に、半分だけフィルムを貼った状態がこちら。かなり深いネイビーで、昼過ぎの強烈な日差しがグッと和らいだ印象。多少部屋が暗くなります。
インターネット上でも「めっちゃ日光遮るな…涼しい」「部屋が暗なったけど、暑いのマシ」「窓に貼ったのですがかなり良かった」といった声が。
但し、貼る作業はかなり大変で、暑い日だと汗だくに。実際に日差しはかなり和らいだので注目される理由は納得でしたが、これは根気のある人じゃないと難しいかも…!
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■車はNG、網入りや複層ガラスは「熱割れ」注意
なお、同商品は車のガラスには使用NGであるほか、浴室など水がかかるような場所の使用にも適していません。
そして、ガラスに鉄線が入っている網入りの窓ガラスや、複層ガラス(ペアガラス)タイプの窓ガラスは、同商品のような色のついたフィルムを貼ってしまうと熱割れしやすくなってしまう危険も。
昨今は異常な高温となっており、自宅の窓の種類や環境、熱割れのリスクについては事前に確認しておきましょう。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)