土用の丑の日以外に「鰻 北白川」に行くとお得すぎてビビる 『白焼き』を無料で堪能出来て最高
「鰻 北白川」が7月25日〜8月18日(8月5日を除く)に「丑の間・後セット」を展開。うなぎ好きは絶対に見逃せない。
毎日の厳しい暑さでバテてしまいそうな最近、少しでも元気が出るものを食べて英気を養いたいものだ。そんな中、永田町の「鰻 北白川」では、鰻好き必見の“お得すぎるセット”を展開しているという。試食会に参加してきた記者が、その魅力を伝えよう。
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■白焼きが無料で付いてくる!?
「鰻 北白川」では「丑の日以外も鰻を楽しんでいただきたい」という思いから、7月25日〜8月18日(二の丑8月5日を除く)にお得すぎる「丑の間・後セット」を展開。
具体的にどのようにお得なのかというと、定番の『鰻重』または『せいろ蒸し』のいずれか2点を注文すると、地焼き鰻本来の味を楽しめる『白焼き』(3,960円)が無料で付いてくるというもの。鰻の高騰が続いている中、約4,000円分のメニューをプラスするとは「北白川さん、流石にサービスし過ぎでは…」と心配になるレベルだ。
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■職人技が光る「地焼き」
店舗に訪れたときの第一印象は、今年の4月にオープンしたばかりということもあり、店内はかなり綺麗でさらにおしゃれであった。テーブルごとのスペースもあり、また個室も用意されていてゆっくりと落ち着いて食事ができるのは好印象。
なお、北白川では厳選した質の良い鰻を使用しているのはもちろんのこと、蒸さずに焼き上げる関西風の「地焼き」と呼ばれるスタイルも特徴。
「地焼き」は何度も鰻を折り曲げながら焼くことで、皮のゼラチン質を落とし、「皮目はパリッと、身はふわっとした食べ応え」を味わうことができるという。また、じっくりと火を入れるため骨まで柔らかく焼き切ることができというのもポイント。焦げる寸前まで鰻に火を通す職人技は、素材の良さが際立つのだとか。
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■気になるお味は…
今回は『鰻重』(梅)と『せいろ蒸し』(松)の組み合わせに『白焼き』(鶴)をプラスしたセットを注文。
はじめに登場した『鰻重』は、見たただけ元気が溢れてしまうような最高のビジュアルだ。実際に食べると、香ばしい香りが鼻を抜け、甘くコク深いタレの風味が感じられ、さらに噛み進めると鰻の濃厚な味と混ざり合う。こりゃ最高すぎる。地焼きにより外はカリッと中はふっくらとしていて、この食感も心地よい。
続いて登場したのが、福岡の伝統料理『せいろ蒸し』。照りのある鰻と鮮やかな錦糸卵のコントラストは素晴らしく、湯気とともに漂う香りは食欲を刺激する。
せいろで蒸し上げているためか、鰻はよりしっとりふんわりとした食感に仕上がっており、そこに錦糸卵とご飯を合わせるとこれまた激ウマ。ガツンとした味わいの鰻重に比べ、こちらは優しい味わいでありより鰻の味を鮮明に確認できる。甘い系の味付けはそこまで…という人にもおすすめできるだろう。
■初「白焼き」に衝撃
そして、今回のセットの肝となるのが『白焼き』だ。恥ずかしながら、記者は今まで「鰻にタレがないなんて…」と考えており、食べたことが一度もなかった。そういった意味では、今回のセットは『白焼き』未体験の人にもおすすめかも。
塩をまぶし、一口食べると…これが激ウマ。鰻の身や脂の旨味や焼きめの香ばしさなどがダイレクトに感じられ、それがまた絶妙。タレがないから物足りないかと思いきや、しっかりと脂が乗っていて濃厚の味わいで全くそんなことはない。むしろ、わさびや醤油でさっぱりと楽しむとちょうどいいくらいだ。正直、今後の選択肢に食い込むレベルの衝撃であった。
お得にこの『白焼き』を楽しめる「丑の間・丑の後セット」はかなりおすすめ。ただ、2点注文する必要があるため、家族や友人、同僚などと美味しく英気を養うのがよさそうだ。
【鰻 北白川】
◇営業時間: 11:00〜21:00(L.O.20:00)
◇定休日: 年中無休(年末年始を除く)
◇住 所: 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル 1F
◇電 話:03-6206-7476
■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているあまり年々丸くなっているのが悩み。
(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)