今、猛暑を乗り切る“冷感グッズ”が熱い 「ファンで風を送るだけ」の時代は終わったかも
東京ビッグサイトで開催された「猛暑対策展」に突撃。その中で見つけた魅力的な冷感グッズを紹介しよう。
何もしていなくても汗が滴るような暑さが続く最近、外に出て活動することが億劫になっている…という人も少なくないだろう。そんな深刻な悩みを解消するような冷感グッズを発見したため、紹介していこう。
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■猛暑対策展に突撃
7月24日〜26日、東京ビッグサイトでは夏の暑さを防ぐための製品が多数展示される「猛暑対策展」が開催された。
記者も現地入りし、様々な暑さ対策グッズをチェック。熱を防ぐ素材を使った資材や作業現場で使われるような大型の空気調和設備、また一般ユーザーにもピッタリのハンディファンやスカルプクーラーなど様々な製品が展示されており、その中で記者が注目した製品を紹介したい。
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■ただのファン付きウェアじゃない
記者が注目した製品が、ユニフォームメーカー「bigborn」と一風変わった便利グッズを多数手掛ける「サンコー」が共同開発した『冷蔵服3』だ。
一見すると現場で使用されていそうな普通のベストに見えるが、じつは体を冷やすことに特化しているのが特徴。背中側の両サイドには空気を循環させるファンがあり、さらに背中部分には冷却プレート(ペルチェデバイス)が完備。脇下にあるハーネスで背中にピッタリ密着させ、Wの効果で暑さを対策していく。
ファンのみが付いたファン付きウェアは気温が高い日や周囲の環境が暑い場合、温かい風で空気を循環することになり“体を冷やす”という目的を達成しにくいという。一方、この冷却プレートは気温に関わらず体温を下げることができるというメリットがある。
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■使えばわかる、この快適さ
ちなみに、この冷却プレートは小型冷蔵庫と同じもので、電源を入れて3秒で冷却がスタートする。実際に記者も着用してみたが、すぐにひんやりとし始めて背中が明らかに涼しかった。これは屋外の暑いところで使用したらかなり快適そう。
なお、プレートを使用する際には放熱が必要となるわけだが、しっかりとベストの外に出るように設計されているのも重要なポイントなんだとか。もちろん、これらのデバイスを取り外しての洗濯も可能で、衛生面についての心配は無用だ。
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■他にも気になる商品が…
その他にも「猛暑対策展」では、まだ開発段階の“持ち運べるエアコン”なども展示されていた。通常のハンディファンはそのままの温度の風を送るが、このマシンには吸気、排気部分が前後についており、ぬる〜い風を涼しい風にして利用者に吹きかける。将来商品化されたら、ファン付きウェアの世界がまた変わるかも。これ、気になりすぎるだろ…。
まだまだ暑い日が続くため、今回紹介したような製品を駆使して少しでも快適に過ごせるように暑さ対策をしていこう。