『虎に翼』が若者にぶっささり、一体なぜ… 「寅子に勇気もらった」20代女性が告白
朝ドラ『虎に翼』が若い世代にも人気。なぜ、若者の心を掴むのか、取材してみると…。
■初めて朝ドラにハマった20代女性
20代女性のAさんは、これまで朝ドラはほとんど見たことがなかったという。ただ、今作は特別だったという。
Aさんは、「きっかけは、お母さんに『面白いから見たほうがいい』と言われたからなのですが、何となく見たらどんどんハマっていきました。朝ドラは、ヒロインの家庭環境に問題があったり、人間関係が複雑なイメージがあり敬遠していました。ですが、『虎に翼』はそうした展開が少なく、クスッと笑えるシーンも多いです。最近は、コレを見るのが楽しみになっているところもあります(笑)」と話す。
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■「寅子に勇気をもらった」
今作は、日本で初めての女性弁護士の生き様がテーマとあって、当時の「男女格差」が描かれている。こうした時代背景も、Aさんの心を掴んだようだ。
「伊藤さんをはじめ、男女格差を改善しようと行動に移す登場人物の姿に勇気をもらいました。今、私が女性として社会で働けるのもこういう背景があったからなのだと実感します。どのように女性の社会的地位が向上したかも分かるので、見ていてすごく勉強になりますし、働く上での励みにもなります」(Aさん)。
若い世代が働いていて「スンッ」となった時も、『虎に翼』で描かれる主人公の姿に勇気づけられるのかもしれない。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)、『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(同系)、『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)