家での時間を有効活用… 約7割の人が「副業」をして得ているものとは
多くの人にとって、副業が身近な存在になっているようだ。
副業が広く認知され、さまざまな形で取り組まれるようになってきている。多くの人々が副業を通じて収入を得ており、単なる流行ではなく生活の一部となりつつあるようだ。
■約7割「副業で収入を得る」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女702名を対象に実施した調査では、全体で72.5%が「副業で収入を得た経験がある」と回答した。
副業が広く浸透していることが、改めてうかがえる結果と言えるだろう。
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■クラウドソーシングで
クラウドソーシングで副業をしている30代女性は、「毎月の収入があまりいいとはいえなくて、不満を抱いていました。そこで、前から気になっていた副業を始めてみることにしたんです。クラウドソーシングを利用するととても手軽にできたので、なぜこれまでやらなかったのかと思いましたね」と語る。
まだまだもらえる報酬は少ないが、「ライティングやデータ入力などの仕事で報酬はまだいいとは言えませんが、それでも何もしないよりはましです。なによりも会社の収入以外を手に入れられたことが、私にとってはとてもいい経験になっています。無理のない程度で、これからも続けていきたいですね」とも話していた。
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■本業が忙しすぎて
本業が忙しくて副業ができない30代男性は、「副業には、とても興味があるんです。でも現実問題として本業が終わると疲れてしまって、何もする気が起きません。本業が常に忙しくて、家に帰ってもまったく余力がない状態で…。家にいる時間は、休息に使ってしまうのが現状なんです」と状況を述べた。
さらに続けて、「副業を始めるためには、ある程度の準備も必要だと思うんです。その時間を取るのも難しいために、今の仕事に就いている間に副業は無理だと思っています。無理に副業をしたせいで、本業に悪影響で出てしまうのも避けたいですし…」とも語る。
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■本業をおろそかにする人が…
Xにも、「今日の副業おしまい。本業の準備するよ」や「本業はデスクワークでツラいのですが、副業の居酒屋バイトでは比較的楽になります」など副業をしている人の投稿が見られた。
しかし一方で、「最初から本業をおろそかにする人間が、副業をまともに出来るとは思えない」と厳しい意見もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女702名