『天空の城ラピュタ』最強ママ・ドーラの“年齢”に驚く声 「同い年だよ」「人間力抜群」
宮崎駿監督のお母様がモデルになっている、ドーラ。監督にとって最も思い入れの深いキャラクターだそう。
30日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、スタジオジブリの『天空の城ラピュタ』を放送。
本記事では、女海賊の「ドーラ」と、彼女とともに行動するタイガーモス号のメンバーに関する豆知識をご紹介します。
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■モデルは「宮崎駿監督の母」
シータが持つ飛行石を巡って最初は敵対するものの、後に主人公・パズーと行動を共にする頼もしいドーラ一家。じつは、ドーラにはモデルがいるんです。
以前『金曜ロードショー』の公式Xは、「そのモデルは宮崎監督のお母様。宮崎監督のお母様は病気がちで、監督が6歳から15歳までの9年間、病床にありました。しかしその精神的迫力はドーラに通じるものがあったそうです」と紹介。
宮崎監督の母・美子(よしこ)さんは、前作『風の谷のナウシカ』の制作中に逝去しており、最愛の母を思って描いたドーラは、宮崎監督にとって最も思い入れが深いキャラクターなのだといいます。
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■作中で明かされる「ドーラの年齢」
ドーラには、シャルル(画像中央)、ルイ(右)、アンリ(左)の三人の息子がおり、海賊としての豪快な振る舞いの一方で、母親らしい一面が垣間見える場面も。
そんなドーラの年齢は、作中で本人の口から「だてに女を50年やってるんじゃないよ 泣かせるじゃないか 男を助けるためのつれないしぐさ あたしの若い頃にそっくりだよ」と語られる場面が。
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■「いつの間にか同い年」驚く声
このセリフから、ドーラは50歳なのではないかと話題になり、2022年8月の放送時には、「ドーラ50歳」がX上でトレンド入りする事態に。
「ドーラ50歳だったんだ」「え? ドーラ50歳だったの!?」「わりと若かったんだな」「いつのまにか同い年だよ」と驚く声のほか、深いシワが刻まれたドーラは現代の50代より老けて見えることに「“いっぱしの女になってから”50年って意味だと私は思ってる」と考察するユーザーも。
また「いくつになっても追いつけそうにないステキな方」「リーダーシップ抜群で頭脳明晰、自立している女性の代表とも言える存在感。コミカルで可愛いと思える一面もあり、まさに人間力抜群の愛されキャラ」と、つぶやく声も見受けられました。
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■夫は他界、5人の子分と機関士も搭乗
ちなみに、ドーラ一家の海賊船「タイガーモス号」と、羽ばたいて飛ぶ小型の「フラップター」は、天才科学者だったドーラの亡き夫が制作したもの。
タイガーモス号には、ドーラと三人の息子たちのほかに、ドーラが見込んで連れてきた5人の子分と、「じっちゃん」ことベテラン機関士のハラ・モトロが搭乗しています。
30日の放送では、改めて魅力あふれるドーラ一家に注目してみると、新たな発見があるかもしれません。