茂木健一郎氏、物議の『水ダウ』コロナ対策ドッキリに不快感 「いじめの構造と同じ」
新型コロナ対策をネタにしているとして、放送前から物議を醸し、放送後も批判が止まない『水曜日のダウンタウン』。かねてからダウンタウンや日本のお笑いを批判している脳科学者の茂木健一郎氏は、この放送に不快感をあらわにする。
■「相変わらずサイテーだな、日本のお笑い」
コロナ禍での対策についてはいろいろな議論があったと思いますが、製薬会社、現場の医療関係者がベストを尽くされていたことについては感謝の気持ちしかありません。
このような「茶化し」には、現場の努力に対するリスペクトがなく、パンデミックの経験についての振り返りとしては、劣悪です。 https://t.co/dBVYy78ezR
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 30, 2024
このネタを扱うならば、John Oliverのような徹底的な調査と深い洞察がなければ成立しない。結局、このようなアプローチは、日本のお笑いがベースとしてきた人間関係、同化圧力、そして「いじめ」の構造と同じ。
コロナ禍において、現場の医療関係者は、さまざまな圧力がかかる大変な立場でした。 https://t.co/dBVYy78ezR
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 30, 2024
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)