『24時間テレビ』番組ラストの演出に“違和感”の声 「これも時代か」
フィナーレを迎えた『24時間テレビ47』。番組恒例の曲が流れず、一部でモヤモヤの声も…。
31日から1日にかけて放送された『24時間テレビ47』(日本テレビ系)。「愛は地球を救うのか?」をテーマに放送し、「全国の児童養護施設に募金マラソン!」ではやす子が両国国技館に無事ゴールを果たした。
■テーマを見つめ直す放送
募金着服問題が発覚し、番組に対する否定的な意見も多い中で放送された今回の『24時間テレビ47』。
番組の最後で総合司会の羽鳥慎一は「今年は、番組第1回からの大テーマ『愛は地球を救う』にクエスチョンマークをつけました。原点に立ち戻り、番組の意味を考え直す、チャリティの本質を見つめ直すという決意と覚悟を持って臨みました。どれだけの方にご理解をいただけたかはわかりません。ただ、放送をしないことでチャリティが届かなくなってしまうところもある、継続することに意味があるということで私たちは放送を決意しました」と説明した。
「マラソン児童養護施設募金」は年末から来年4月にかけて届けられ、一般募金の総額は来月10月に発表するという。
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■『負けないで』が流れず
募金の仕組みなど一部で変化があった同番組だが、ネット上で「消化不良」との声があがった変化も。同番組といえば、ランナーがゴールする前、出演者たちがZARDの『負けないで』を合唱するのが定番の流れだったが、今年は流れることなく放送が終了。
今年はYOSHIKIと高校生たちによるX JAPANの『紅』が演奏され、『サライ』はこれまでどおり合唱された。
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■「違和感」「モヤモヤ」の声
『負けないで』からの『サライ』という同番組の定番演出がなくなったことに、ネット上では「違和感ありすぎる」「負けないでとサライのために準備してたのに」「負けないでを待っている自分に気づいた」「毎年楽しみにしていたのに」「これも時代か」との声が。
『紅』の演奏に感動する声は多いものの、『負けないで』も流してほしかったという視聴者も見られている。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)