掛布雅之氏、阪神・佐藤輝明の送球エラーが多い原因を分析 「ボールを捕ったときに…」
送球エラーが多い阪神タイガース・佐藤輝明。同じサードでゴールデングラブ賞を6回獲得した掛布雅之氏がその理由を分析する。
元阪神タイガースの掛布雅之氏が、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』で、佐藤輝明選手の「送球エラーが多い原因」を分析した。
■佐藤選手の守備に掛布氏が苦言
現役時代タイガースのサードを守り、ゴールデングラブ賞を6回獲得している掛布氏は、現在同じポディションを守る佐藤選手の守備について「佐藤の送球って、ボールを捕ったときに、右腕がここ(地面)まで下げるんだよ」と指摘。
続けて「ボールを捕ったときに、ここまで下げて、アームのように投げるわけよ。 上から投げようと意識しているのはわかるけど、ボールを捕って、アームのように投げる野手はいませんよ」と持論を展開した。
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■「右腕の使い方」に警鐘
さらに「上から投げる練習をしているのかもしれないけど、間違いではないけど、そこまで持っていくアプローチの右腕の使い方が、こんな大きく回してたらまた送球ミスしますよ」と掛布氏は警鐘を鳴らす。
また、「イニング間の練習でもアームのように投げているから、誰かと考えてのことかもしれないけど、あれは間違いだと思う」と苦言を呈した。
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■大切なのはキャッチボール
佐藤選手の「大きな腕の振りをした送球」について「あれをやると、もしギリギリのプレーになったときに投げられないよ。球場全体が佐藤が捕って送球に入ったときに、どよめくんだよね。一塁の大山悠輔がアウトにして『ワー』って騒ぐんだけど、ああいうムードのなかでやっていたら、バッティングのほうに、良いリズムを持って打席には入れません」と語る。
その後も同選手の送球に苦言を呈した掛布氏は「大切なのはキャッチボール」と指摘し、「ああいうスローイングというのは、見ていてお客さんが安心しないんですよ。守る、投げるを自分のなかで変えていかないと。30本以上ホームランを打てる可能性があるバッターなのに、到達しないまま、終わらせたくないんですよ」とコメントした。
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■21個のエラーを記録
佐藤選手は2日終了時点でエラー数が21個を記録。これは、両リーグ通じてワーストだ。
8月31日の読売ジャイアンツ戦では戸郷翔征投手から逆転スリーランを放つなど、打者として欠かせない存在だが、守備では手痛いエラーも多く、敗戦につながることも少なくない。
現役時代タイガースの「4番サード」で本塁打王を3回獲得している掛布氏。同じ境遇の佐藤選手には期待していることもあってか、厳しい評論が続いている。