4. なんでもまとめ買いする
大型量販店のコストコ、あるいはAmazonなどでまとめ買いすると、事前に支払う金額は多くなりますが、長い目で見れば節約になっている気がします。商品1つあたりの価格が安くなるからです。
トイレットペーパーやキッチンペーパーなど、商品によっては、大量買いがもっともなものもあります。それなりの期間内に使い切ることが確実だからです。
大家族のお腹を満たしたり、自宅に大勢を招いたりするときに欠かせない定番商品を買う場合もそうです。
とはいえ、まとめ買いにも、隠れたコストがいくつかあります。
それに、50ポンド(およそ22キログラム)のジャガイモを買ったものの、すぐに使う予定がなかったり、まとめ買いした石けんやシャンプーなどを半分ほど消費したころに、ブランドを変えることにしたりすれば、最終的にはお金がムダになってしまうでしょう。
さらには、まとめ買いした商品を保管しておく場所も必要です。
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5. 安価品に手を出す
できるだけ節約しようとして安物に手を出すと、最終的にはもっとお金がかかってしまう羽目になりかねません。
家具やシューズ、洋服、テクノロジー機器などの低価格版は、品質があまりよくなく、すぐに傷んだり、あっさり壊れたりします。
つまり、頻繁に交換を迫られ、総合的にはお金がもっとかかってしまうわけです。はじめから良質な商品を買っていれば、そういうことにはなりません。
ということで、購入する商品を決めるときは、その価値をよく見極めましょう。
たとえば洋服なら、高めだけど何年も長もちするアイテムと、安めだけど1シーズン着ただけで捨ててしまうアイテムについて、着衣1回あたりのコストを比較するのです。
価格よりも価値を優先できるような金銭的余裕のある人ばかりではありませんが、可能であれば、商品の価値をじっくりと検討すべきです。
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6. プロに頼まずDIYする
さまざまなことをDIYできるのはすばらしいと思われており、DIY節約術についてのアドバイスをよく見かけます。
しかし、はじめから業者に頼むより、長い目で見て高くつくDIYもあります。やり方が間違っていて結局は修理してもらわなければならなかったり、高額なツールが必要になったりする場合です。
難しい自宅のリフォームや車の修理などは、一定の技術を必要としますから、身の程を知るべきです。
また、DIYする第一の目的がお金の節約であるならば、そのための初期費用はどのくらいなのか、長期的に見てお得なのはDIYと業者のどちらなのかを考えましょう。
たとえば庭を整備して野菜を育てたい場合、環境を整えて収穫できるようにするまでには道具などにかなりの費用がかかります。元が取れるのは数年先になるかもしれません。
──2024年3月31日の記事を再編集のうえ、再掲しています。