橋下徹、兵庫県知事パワハラ問題に苦言 「権力者として失格だと思います」

兵庫県の斎藤元彦知事が百条委員会に出席した映像を見た元大阪府知事・橋下徹さんが「権力の使い方」について指摘しました。

2024/09/09 16:30


橋下徹

9日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、これまでパワハラなど様々な疑惑が取りざたされている兵庫県の斎藤元彦知事について報道しました。

選挙で知事を推薦していた自民党に続き、維新の会も辞職を要求する考えを示し、元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹さんは権力者としての心得について私見を述べていました。



■斎藤知事への告発文とパワハラ疑惑

斎藤知事は、自身の県庁職員らへのパワハラやおねだり疑惑などを告発する文書に対して、第三者機関での調査を行うことなく、内部告発した男性職員を懲戒処分にしました。当該の職員に対して「嘘八百」などの発言もしており、職員は処分の後に自死したと報じられています。

6日に行われた県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席した斎藤知事は、「一連の対応、手続きについて道義的責任はあると思いますか?」と問われると、「我々としては県として訴訟にも耐えうる形でやっていますから、そういった意味で、県として、知事としての対応は問題なかったと思っています」と答えています。


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■道義的責任について「分からない」

さらに、トップとして道義的責任を感じているかと質問されると、「道義的責任とは何かということが分からないので…」と回答を回避。一連の対応について、「問題なかった」と認識しているそうです。

斎藤知事は、告発文に対し「誹謗中傷性が高い」「真実相当性がない」文書だと主張。百条委員会の委員は「これは例えるなら、容疑者が警察の立場に立って『自らの正当性』を主張して捜査するような話だと思います」と指摘しましたが、斎藤知事は「真実相当性がなかったと今でも認識しています」と繰り返していました。

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■一番の問題は「嘘八百」発言?
パワハラテレビ女性谷原章介めざまし8斎藤元彦兵庫県知事
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