うっかり落としたぬいぐるみ、その姿になぜか感動 通行人の配慮が「優しすぎる」と話題に…
うっかり落としてしまった大切な『プリキュア』のぬいぐるみ。慌てて引き返した持ち主の遭遇した光景が「優しい世界」と話題になっている。
9月に突入したとは言え、日中の日差しの強さは完全に夏のそれ。とくにアスファルト付近は、いまだに地獄の暑さとなっている。
現在X上では、そんな地獄のようなアスファルト上で発見された「優しすぎる光景」が話題を呼んでいるのをご存知だろうか。
■大切なぬいぐるみを落としてしまい…
今回注目したいのは、コスプレイヤー・みるさんが投稿した1件のポスト。
「走った時にこむぎ落としちゃって、急いで取りに戻ったら、日陰に寝かされてた」と綴られた投稿には、地面に落ちた小さなぬいぐるみの写真が確認できる。
そしてこちらのぬいぐるみ、なんと電信柱の陰に「スッポリ収まる位置」に置かれていたのだった。
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■「熱中症にならないように…」
写真の中でも日差しの強さが窺える現地の様子を考慮すると、ぬいぐるみを不憫に思った通行人が、日陰へと避難させたのだろう。
そんな優しさがヒシヒシ伝わってくる光景は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿から2日足らずで4,000件以上ものリポストを記録するほど話題に。
他のXユーザーからは「日陰に置いてくれた方、優しい」「世界の優しさを感じる…」「優しい! 熱中症にならないようにしてくれたんだね」「こむぎ、良かったね!」など、称賛の声が多数寄せられていたのだった。
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■発見時の様子が微笑ましすぎる
ポスト投稿主・みるさんに話を聞いたところ、今回落としてしまったのは、アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』(テレビ朝日系)のキャラクター・犬飼こむぎ(キュアワンダフル)のぬいぐるみと判明。
ある日、みるさんが小型のショルダーバッグのポケット部にぬいぐるみを入れて歩いていたところ、信号が赤になりそうだったので走って渡ることに。
ぬいぐるみにはストラップ類を付けていなかったため、数分に一度「ちゃんといるかな」と確認しつつ歩いていたため、その際に落としてしまったことをすぐ気づけたのだ。
走って引き返すまで5分もかからなかったが、当日は土曜日で観光客の数も多かったため「小さいお子さんが『プリキュア』のキャラクターということに気づき、持って帰っていたらどうしよう…」という不安もあったそうだ。
しかし現地に着くと…なんとそこには日陰に寝転んでいるこむぎの姿が。それを見て安心したみるさんは、思わず微笑んで写真を投稿したという。
走った時にこむぎ落としちゃって、急いで取りに戻ったら、日陰に寝かされてた pic.twitter.com/UXIqLJx9c9
— 野々みる🐕 (@Milumo__) September 7, 2024
なお、今回の件を受けて『プリキュア』シリーズに興味を抱いた人もいるのではないだろうか。かく言う記者もその1人で、以前より履修したいと考えていたのだが、シリーズ数の多さに圧倒されて二の足を踏んでいたのが正直な話である。
そこで、みるさんに相談したところ「好きなプリキュアから観た方がいいと思います! 初代から観ると、途方もない話数に心が疲れてしまうと思いますので…」「2018年の映画『オールスターズメモリーズ』を観て、気になった子がいるシリーズから観てはいかがでしょうか!」「また、来年1月から『魔法つかいプリキュア』の続編が放送されるので、それに合わせて『まほプリ』から観るのも良いと思います!」と、非常に心強いアドバイスが。
記者と同じ『プリキュア』未履修勢は、ぜひ参考にしてほしい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)